昨日に引き続いて今日も又青空の良い天気。 栴檀を見てきた話をしたら見てみたいという母親を連れて又佐倉城址を訪れた。
昨日よりは幾分爽やかな風が吹く城跡をカートを押す母親について行く。
森の上に咲くお目当ての栴檀の花を指指すが、見えぬという母親がもどかしいやら悲しいやら。
大きな枝を張り出した栴檀の樹の下にやって来ると、ようやく「綺麗だねえー」と笑みが出た。 この花が好きな母親は何度と無く俳句に詠んだことを語りだした。 ふと、 「この花は綺麗だけど香りが無くて・・・。 栴檀は良い香りと言うのはビャクダンのことだから・・・」とも言うのを聞いて、えーほんと!とびっくり。
この花の香りがしなかったのは風向きかスダジイの花の匂いにかき消されたからかと思ってたのに・・・。
帰って図鑑を見たらほんとにそう書いてあるのだ!
良い香りがすると思い込んでいたが、一体何の香りのことだったんだろ? 最近こんな思い込みが多くて参ってしまう(>o<)
数百メートルは歩いただろうか、「疲れるからそろそろ帰ろう」と、もと来た道を戻る。
園の出口に差し掛かった時、「シャリンバイが咲いてる!」と母親が指を指す。 公園でくらいしか見掛けぬこの花はあまりじっくり見たことが無いが、名前のように確かに梅の花のような形だなあ・・・と帰って図鑑を見たら「車輪梅」と書くバラ科の植物だった。