今朝は寒かった! こう寒くては出歩くのも億劫になるなあ・・と思ったが、日が昇るに連れて寒さが緩んできた。 風も穏やかなので今日は「ベニマシコ」に会えることを期待して「野鳥の森」近くの西印旛沼のほとりを散歩してみることにした。
湖畔に着いて土手に上り沼を見渡す。 ふと、風波一つ無い静かな湖面に大きな同心円状の縞模様があるのが目に入る。 舟も見当たらぬし、水鳥が作る波紋にしては大き過ぎるし、一体どうやって出来たのだろう・・・と何とも不思議な気分だ。
サイクリングロードに沿って辺りに目を凝らしながら歩いていると、傍らの潅木に小鳥の姿。 逆光で黒っぽくしか見えなかったが400mmズーム一杯で覗いてみるとこの鳥はあの可愛い「エナガ」。
久しぶりに出会ってほんとに嬉しい! 小さな嘴とつぶらな瞳がほんとに可愛い。
湖岸の芦原で出たり入ったりしている小鳥がいる。 姿を現すのをしばらく待っていたら、やがて出てきたのは「カワラヒワ」だった。
それにしても広大な葦原で小鳥を見つけるのは容易ではない。 鳥撮りを専門にしている人の根気には頭が下がる思いがする。
シジュウカラ」の姿も見かけたが木の枝が邪魔して撮ることが出来なかったし、今日もベニマシコの姿は見えないので諦めて帰ることにする。
戻り始めた時、辺りの樹木がまるで霧氷を付けたように陽光に輝いていることに気がついた。 そういえば芦原からふわふわと綿毛が飛んでいたが、この綿毛が樹の枝にまとわり着いているのだ! 「樹氷」ではなく「樹毛」ってのもあるのかなあ・・・なんちゃって。