2010年3月30日火曜日

田園の春を求めて

今日もお日様が出ている割には冷たい風が吹いて寒い一日、勝手に開花宣言をしてもう4日になるのに、近くの桜の花は休眠状態 だ。
それでも何かないかと春を探しに散歩に出て、酒々井小学校に差し掛かった時、この大好きなの新緑が目に入った。 この時期のこの新芽は美しい!
その先の林の中の急坂を下っていたら、今度はこのキブシの花が目に入った。 このキブシ、里山で真っ先に春を告げてくれるのだ。
坂道の傍らにはもうジロボウエンゴサクの花が咲いてるはず・・・と探すと、すぐさまこの小さな可愛い花が目に入った。 不思議な形をしたこの花に出会うのがこの時期の楽しみ。
見回すとあちこちにこのジロボウエンゴサクが咲いている。 寒かったり天気が悪かったりで散歩から遠ざかっている内に、もうすっかり咲き揃っていたようだ。
坂を下って降り立ったのは春の陽射しの谷津田。
畦道を覆うように飾る草花は大好きなオオイヌノフグリだ!
この花の姿が可愛くてアップで撮ってみる。
足元の春の草花を楽しみながら歩いていたら、林立するツクシの群れに遭遇!
田圃の溝際にもツクシが並んで生えていた。 今年はこの当たり年かも・・・。
一際白く染まった田圃がある! 一面にタネツケバナが咲いていて見事だ!
谷津田の奥にやって来たとき、林の際に咲くハナダイコンオオアラセイトウ)にこのアカタテハが止まっているのを見つけた。 冬眠から覚めて活動をはじめたようだ。
湧き水が滲み出る林の中に入ると、このヤマネコノメソウに出会った。 未だ寒い早春に花をつける変わった形の花である。