2009年4月4日土曜日

年寄りの「鵜原理想郷」ハイキング

昨夜のOB会での飲み疲れも何のその、今朝は現地解散の後他人が見たらさながら老人ホームの遠足に来たグループでは・・・と思われそうな有志が連れだってハイキングに繰り出した。 
歩いたコースは鵜原駅から勝浦駅までの「鵜原理想郷」ハイキングコース、鵜原駅を降り鵜原海岸に向けて歩くとやがて目の前に綺麗な海の景色が飛び込んできた。 
海岸の堤防に沿って南へ向かうと、行く手の岬に小さな漁港が見えてきた。
のどかな海を眺めながら歩いているとほどなく、その先は急な山径の小さな漁港に到着。 振り返って見ると鵜原海岸が綺麗に見えている。
砂岩を削って造られている狭い急な山径を登りつめて平坦な場所に出る。 草木の間から覗く眺望にほっと一息、もうその場所は崖の上なのだ。
岬の突端の崖の上の小径を行くと息を呑む眺望があちこちに開けていた。 崖の際にハナダイコンのような花が咲いている。
「鵜原理想郷」と呼ばれる由縁はこんなリアス式海岸の眺望の素晴らしさからなのだろう。
荒波に削られたこんな厳しい風景の断崖もある。
別の場所では遠くに勝浦海中展望塔が見える!
眺望を楽しんだ後、ウグイスがこだまする山を下ってさっき眺めた勝浦海中展望塔近くを通り「砂子の浦」にやって来た。 海岸の「めがね岩」がここの名物。 海の彼方にこれから向う勝浦の町が見えている。 あんな遠くまで・・と思わずため息が出そうな勝浦駅目指してひたすら歩き続けることになる。