2008年11月18日火曜日
秋の田園ウォーキング
ふるさと祭りのあった土曜と日曜はあいにくの天気だったが、月曜から回復すると言っていた天気予報にも係わらず回復したのは火曜日の今日、千葉は何時でも天気の回復が最後になる!・・とぼやきたくなる。
やっと回復した今日はすぐさま家を飛び出した。 近くの公園を通りかかると、すっかり黄葉した葉があたりに散り積もっている。
町外れの国道下のトンネルの先はもう秋の里山だ。
初夏の五月に目を楽しませてくれた杉の樹にからまるヤマフジがもうすっかり黄葉している!
里山の小径を抜けて広々とした田圃に出る。 のどかな秋色の田園が心地良い。
道端の斜面にイヌタデが群れて咲いている。 南向きの暖かい道端は未だ秋の足音は遠そうだ。
イヌタデは未だあちこちで咲いているが、群れて咲いていると結構目だってついカメラを向けたくなる。
そんな中にオオイヌノフグリが咲いているのが目に入った。 春一番に咲くこの花には毎年のように感動してしまうのだが、秋深くなって野の花の無くなるこの時期にも咲き出す習性があるのかもしれない。
山裾の路を行くと赤く染まったモミジが里山に映えていた。
ここ数日冷え込んだせいか、里山はだいぶ黄葉が進んで秋の深まりを感じさせるのだが、今日は幾分湿度が高いのか、歩いていると汗が滲んできて結構暑い。
山裾の路から何年か前に一度歩いたことがある里山の登り径に入る。
鬱蒼と茂った森の中に双体道祖神が祭ってあった。 町に何箇所かある珍しい双体道祖神の一つだ(左上はめ込み写真)。 この道祖神、九代将軍家重の時代の宝暦五年に祭られたものだというから随分長いことこの地域を見守ってきたのだ。
里山の森を抜けて 畑から抜き取ったピーナッツの株を積み重ねて乾燥させている“ピーナッツボッチ”のある北総台地に出た時はもう既に12時を過ぎていた。
今日のコースは一周7km、さすがに腹が減ったので、蕎麦の「源」へ飛びこんだ。