町の外れに、普段あまり訪れる人も無い東屋のある小高い丘の上の展望台がある。 昔、明治天皇がこの地を行幸された記念碑が建つ頂上から、連休も終ってすっかり水が張られた印旛沼干拓田を眺めてみようと、久しぶりにここに登ってみた。
北を望むと、中央水路の彼方、7km先に甚兵衛大橋が確認できた。 その右には甚兵衛を祭る水神の森も見える。 良く見ると背後にうっすらと筑波山が見えているのには驚いた。 この時期としては珍しいからだ。
手前の青い屋根は京成酒々井駅の屋根である。
西北西の方向に目をやると、遙か彼方に西印旛沼が見えていた。 今日は比較的空気が澄んでいて田植の終った田圃を渡る五月の風が心地良かった。