2008年2月29日金曜日

変わり行く「甚兵衛渡し」

今日はじーっとしてるとあくびが出て眠くなるようなポカポカ陽気になった。 「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、教室や職場でも目を開けようと必死になったことを思い出す。 
そんな中、所用で成田の町に行った帰りに北印旛沼近くを通ると、
沼の東に広がる田圃から成田ニュータウンに向けての工事が一段と活気を帯びていた。





湖畔にクレーンが林立して一体何が始まったのかなあ・・と思っていたが、この工事は東京と成田空港を30分で結ぶ高速鉄道の工事だと最近になって分かった。 
甚兵衛公園から眺めると、このルートが北総鉄道の終点「印旛日本医大駅」から大桜で有名な「吉高」を抜け、印旛捷水路を跨いで「甚兵衛大橋」の東側を通ることがうなづける。
その先にはもう既にコンクリートの橋脚もいくつか出来ている。  北総鉄道の終点までの線路沿いに走る国道も、線路と共に空港まで延長され再来年には完成するという。


佐倉宗吾を渡し舟で送って自害した甚兵衛さんを祭る水神の森にも梅の花が咲き始めていた。 



近くの沼の上を高速鉄道と国道が跨いでゆくとなると、この辺りの風景は一体どう変わってしまうのだろうか・・・