2008年1月27日日曜日

春の足音

今日も抜けるような青空が広がる冬晴れの一日だった。 気温は上がらず寒かったが思い切って田園ウォーキングに出掛けることにした。

街並みを抜けて北風の冷たい田圃の畦道を歩いていたら地面に張り付くように咲いているタンポポに出会った。 今年最初のタンポポだ!
一面枯れ草色の田圃には未だ春の気配は無い。  歩くことが主な目的だから撮るものが無くても仕方ないが、それでも何かないかなあ・・と辺りを見回しながら歩いていると日向の畦にホトケノザのピンクの花、嬉しくなって覗き込む。
近くにはオオイヌノフグリもちらほら花を咲かせていた。






歩いていると時折 キキ!と鳴いて少し大きめの小鳥が飛立って里山に消える。 姿かたちからツグミのようだ。
 突然行く手の田圃から数羽の小さな鳥が一斉に飛立って小径に覆いかぶさる高い樹の梢に止まった。 
樹の下から見上げて望遠レンズで覗いてみたらそれはカワラヒワの群れだ。





1時間半くらい歩いただろうか、そろそろ帰ろうと歩いていたら遠くで賑やかに囀る鳥の声。
見ると田圃の中におびただしい数のスズメの大群が集まって騒いでいたのだ。 あそこに何があるんだろう? スズメの学校かなあ・・・。