ようやく例年通り秋の足音が聞こえるようになってきた。 そろそろ足慣らしをしないと・・・と思い立ち、田園の秋の気配を求めて散歩に出かけることにした。家を出たのは8時半、比較的風が爽やかで心地よい。
やって来た町外れのお寺の境内を覗くと、真夏の名残の百日紅の花が未だ咲き続けている!
いつものように谷津田へ続く農家の間の狭い坂道に入ると、傍らの生け垣に絡まって咲いているこのセンニンソウの花が目に入った。あまり見かけないなあ・・と思っていたのに、出会い始めると次々に出会うから不思議なものだ!
次に出会ったのがこのマルバルコウの花! 江戸時代に観賞用として渡来したのが野生化したと言うだけあって野草とは思えない花の色に思わず目が留まってしまう。
この時期になるとヒガンバナが見られる谷津の耕作放棄田は未だ緑一色、今年は未だ蕾すら見かけない!
里山の樹林を抜けてやって来た高崎川のほとりも緑一色。 秋を感じさせるのは稲刈後の田圃だけだ!
里山の縁に並ぶ農家の庭先にはこのノウゼンカズラの花が未だ咲いていた。今年はこの花がよく似合った年だった!
クリがもう直ぐはじけそうだ! 収穫の秋が近いぞ!
ザクロも色づいてるし・・
柿の実も赤くなっているのもある! 木の実は間違いなく秋を告げている!
そろそろ6,000歩というところでこの葛の花に出会う。けたたましいこの花、あまり撮る気にならないが、空が青のバックのせいで意外に綺麗じゃん!・・・とカメラを向ける。
今度は道端に咲くこのメマツヨイグサ、これも「意外に綺麗!」とあまり撮ったことがないこの花にも目が留まりレンズを向けていた。
今日は比較的風が爽やか、暑いけどこの風のおかげで目に沁みるほどの汗はかかずにすんだのだが、久しぶりに山坂を歩いたので最後は疲れて足を引きずる感じ。 当面足慣らしを続ける必要がありそうだ。