今日は台風一過の爽やかな天気になったので、国の天然記念物の「成東食虫植物群落地」の草花を見に行くことにした。
湿原の周囲の田園地帯は稲の穂が垂れ始めている。
最初に目に入ったのはこの「コバギボウシ」
管理棟で記帳を済ませ湿原の木道を行くと、辺りはこの「タカトウダイ」の花盛りだ!
一際明るく「オミナエシ」も咲き出している。 この花を見ると湿原は既に秋の気配を感じさせる。
「オトギリソウ」が咲いている!
草むらに米粒のように小さな花が見える。 湿地に生える「ホザキノミミカキグサ」という植物だという。 木道からこんな小さな花を撮るのは難しい。
食虫植物の「ナガバノイチモチソウ」の花も咲いている!
お目当ての「コオニユリ」の花が咲いていた! 今年は見に来るのが遅かったのでもう最後の花のようだ。
「ツリガネニンジン」が咲き出している! 湿原は確かに秋の気配だ。
小さなマメ科の花も咲いている。 「ツルマメ」の花だ。
この「イヌゴマ」の花も咲いていた。 昔は群れて咲いていたのに、ほんの数株しか姿が見えない。
奥の湿原に入って木道の周囲に目を凝らしていたら、この小さな「コモウセンゴケ」の花を見つけた! 可愛い花だが小さ過ぎて撮るのが容易じゃない。
小さな鈴のような花を見つけた。 始めて見るこの花、側らの立て札に「ヒナノカンザシ」と書いてあった。 なんとも優雅な名前である。
このカタツムリのように丸まった黄色い花は「ノアズキ」だ! この草も昔は随分多かったように思うのだが・・・。
「カワラナデシコ」も咲いていた! この花が咲いていると辺りが華やかに見えてくる。
この時期「タヌキマメ」が咲き始めているかも・・・といつも群生する場所に行って探してみると、蕾を一杯つけた株を見つけた。 花は未だこれから。 この草もどういう訳か昔のように多くは無い。
蒲の穂がある! 蒲にもいろいろ種類があるようだが、ここのは「ヒメガマ」と言う種類だそうだ。
「ワレモコウ」も見つけた! この湿原、やっぱり秋が近いようだ。
「ヌマトラノオ」も未だ咲いている。 最後の花だろう。