2008年1月8日火曜日

昔懐かしい情景

今朝は昨年暮れから足繁く通う羽目になっている成田日赤病院へ出かけたが、思いのほか早く開放されたので午前中には帰宅。 午後には早速このポカポカ陽気を無駄にしまいと旧街並みを歩くことにした。
一歩旧街並みに入ると辺りは静けさそのもの、人影も無い路地を行くと以前見て気に入ったレンガ造りの蔵の前に出た。 土蔵の多い当時としてはハイカラな蔵だったに違いない。


京成電車の線路を渡って脇に入った宗吾道際には古い小さな「大鷲神社」という社がある。この神社、古木に覆われた小さな丸い古墳の上にあってなかなか趣があるので好きである。 ところがこの雰囲気を写真に記録したいと何度撮っても上手く行かない。
超広角で撮ったらどうなるか・・と撮った今日のこの写真が一番実際に見た感じに近かった。 





冬空は陽が傾くのが早い。 何時もだと陽が傾きだすと急に寒くなるのに今日は一向に寒くない。 それどころか歩いていると背中に汗がじっとりするほど暖かいのだ。
服を一枚脱いで歩いていると道端の枯れ草の穂が傾いた陽光にまるで電飾のように輝いていて綺麗だった。 道端など何処にでも生えているこの「カゼクサ」、雑草でもこうして輝く時があるってことは素晴らしい! 

何処かでカラスの鳴き声がする。 見ると遠くの高圧線に止まっているのが見える。 ふと頭上に大きな猛禽類の鳥が旋回していることに気がついた。
早速望遠レンズで追ってみるとこの鳥は「ノスリ」。 さすがに猛禽は迫力がある! 気をつけていると結構猛禽類に会えるのは嬉しい限り。
望遠レンズで「ノスリ」を追っていたらファインダーの中に突然「カラス」が飛び込んできて「ノスリ」を追っかけている! 猛禽なのに「カラス」ごときに追い立てられるとは・・・とちょっと不思議な気がしたが、多分「カラス」の縄張りを侵した弱みがあったのかも・・。