今日は朝のうち良い天気だと思ったが、次第に黒い雲が広がって一陣の風とともににわか雨が降り、午後になったら又お日様が顔を出す変わりやすい天気だった。 そんな合間を縫って
近くの田園や満開の桜が点在する里山散策に出掛けてみた。
里山を目指して田圃の畦道を歩いていたらちらほらと黄色い花が咲いているのが目に入った。 ヘビイチゴの花が咲き出したのだ! 今年最初に出会ったこの花だが、もう直ぐ辺り一面この黄色い花で埋まることだろう。
他に何か咲いていないかなあ・・と足元に目を凝らして歩く。
今度は地面に張り付くように咲いている紫の花が目に入った。 これも今年初対面のムラサキサギゴケの花だった。
又別の花を見つけた。 今度はカキドオシの花だ!
未だ桜の花が咲き残っていると言うのに、春の畦道の常連の花たちは既に皆出揃っているって感じだ。
田圃の畦道を抜けて里山の縁にたどり着いた。 そこから山添の小径を行く。
ふと斜面を見上げると、なんともうヤマブキが咲き始めていた。
里山の小径はまだまだオオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、それにホトケノザが花盛り。
そんな中で今年最初のムラサキケマンに出会った。 例年だと桜の花が終わる頃に出会うのだが、今年はまるで雪国のように皆同時に咲き出しているのだから驚いてしまう。
里山の林の日陰で可愛いジロボウエンゴサクがひっそりと咲いているのに出会った。
つい先日蕾に出会ったばかりなのにもう花を付けているのだから、ほんとに季節の移り変わりは速いなあ・・とため息が出てしまう。
明るい斜面に黄色い花が・・と近寄ってみると、これも今年最初のキジムシロだった。
この花を見るといつも初夏がそこまで来ているような気がしてくる。
2006年4月8日土曜日
縄文土器の畑
つい先日、春の花を求めて北総台地に広がる畑の中の小径を歩いていたら、 一面に石ころが散乱している畑があった。
よく見るとそれは石ころではなくて土器の破片だったのだ!
かけらには縄目が入っているので縄文時代の土器に違いない。
直ぐ下まで印旛沼が広がっていた太古の昔のこの台地は、縄文人が生活する大きな集落があったのかもしれない。 そういえばこの辺りはあちこちに古墳が点在していることでもうなずける。
それにしても、時代を経て先祖代々畑を耕してきた村人は、出てくるかけらに当惑し続けてきたのかもしれないなあ・・・などと空想に耽った一時だった。
よく見るとそれは石ころではなくて土器の破片だったのだ!
かけらには縄目が入っているので縄文時代の土器に違いない。
直ぐ下まで印旛沼が広がっていた太古の昔のこの台地は、縄文人が生活する大きな集落があったのかもしれない。 そういえばこの辺りはあちこちに古墳が点在していることでもうなずける。
それにしても、時代を経て先祖代々畑を耕してきた村人は、出てくるかけらに当惑し続けてきたのかもしれないなあ・・・などと空想に耽った一時だった。