2012年7月10日火曜日

大賀蓮に対面!

このところ風邪気味で気管支炎のような咳をしていた94歳の母親が、昨夜寝室に行こうとしてた時急に意識が朦朧として動けなくなり、あわてて救急車を呼び病院へ担ぎ込む騒ぎがあった。 
幸い病院で診察の結果に大きな異常は無く、点滴を受けて1時間もしたら次第に正気を取り戻しほっとしたのだったが、病院から帰宅したら夜中の11時を過ぎていてさすがにこっちもぐったりする有り様。

今日は病院に行って昨日の清算をしなければならなかったので、そのついでに見てこようと川村美術館の自然散策路に向かっていたら、すっかり夏の様相の田圃の縁に何やら綺麗な花が咲いているのが見えた。

のどかな夏の田圃の風景にどこか懐かしさを感じて車を停めて眺めてみる。
田圃の用水路沿いにも植えられているのはどうやらグラジオラスのようだ!
更にその先の道端に大好きな花をたわわに付けたこの合歓の樹が立っていた! 
もう合歓の花が咲く時期だったのか!・・と思わず感嘆。
この合歓の木の花の美しさの虜になって随分久しい。 多分中学生の頃からだったような気がするのだ。




病院に行かねばならぬし先を急いで川村美術館へやって来た。 友達からここの大賀蓮の写真見せてもらったらじっとしてられなくなってやって来たので一番奥の蓮池まで一目散。
あまり広くはない蓮池にはぽつぽつと大賀蓮が咲いていた。 
その優しげなピンクの花を見ると嬉しくなるのだ。
2000年も前の花がこうして咲いていること自体不思議なのに、なんと優雅なことだろう!
実はもっとびっしり咲いていることを期待したのだが既に最盛期を過ぎたのかも・・・
これはこの辺りではよく見かけるノシメトンボ、 マクロレンズで間近に迫っても逃げないでいる。 よほどカメラ慣れしているに違いない。
隣の池で咲いているこの花、昔海外旅行先で出会ったことがあるような気がするが・・思い出せない。 そういえば友達が撮った写真に名前があったことを思い出し見てみたら「ポンテデリア」という花だった。 
さー 急いで病院へ・・と急ぎ足で戻りながらもこのビョウヤナギに目が留まる。
木陰で未だ綺麗に咲いているアジサイにもちょっと挨拶。 
見るともう山百合も咲きだしている! いつの間にかほんとに夏になってるんだなあ・・・と感慨にふけってしまう。
入口の最盛期のキキョウにも挨拶をして急ぎ川村美術館を後にした。





(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ)