このところ西日本や北日本の集中豪雨による災害のニュースが絶え間なく流れているが、中でも広島市の土砂崩れの犠牲者や甚大な被害を受けた人々のことを思うと胸が痛む思いがする。
関東地方は猛暑が続いてはいるが今の所大雨による災害は起きていない。 でも最近はいつ何時あのような猛烈な集中豪雨に見舞われるか分からないので山沿いや川沿いに住む人達のみならず車を運転する人達も日頃の用心が欠かせなくなってきた。
北総は今日も良く晴れて暑かった。 気温は34℃にまで達したが、8月半ばを過ぎた周辺の里山には秋の花が咲きだす頃、これを記録しておかねば・・・と言う気持ちが高まって近くの谷津田の奥の里山に行ってみた。
木陰に車を停めて谷津田に向かった。
傍らにピンクの花が見えたので近くに行ってみると、それはこのボタンクサギの花だったのでモンキチョウも一緒に記念撮影!
既に稲が黄金色になって来た!
稲穂が重そうに首を垂れている!
田圃の向こうの山裾に赤い花が見えたので望遠で覗くと、それはこのキツネノカミソリだった。
山際の道を往くと、この栗の実が目に入った! もうだいぶ大きくなっている。
道端に紫の花びらが落ちていたので見上げると、この葛の花が咲いていて、 この花の季節だったことを思い出した。
このヤマハギも咲いていた! 猛烈に暑いのにもう秋の花が咲いているから不思議な気分になる。
斜面の上の方に咲いていたのはこのヒヨドリバナ。 見渡してみるとあちこちに咲いていてこの花の天下だ!
次に多いのがこのアキカラマツだ! 「アキ」と付くくらい秋が似合う花なんだが・・・・
センニンソウが咲いていた! 最近この花に出会うことが少なくなった。 よほと手の入らない草むらでないと見かけないので出会うと嬉しくなる。
ツリガネニンジンも咲いていた。 この小さな花が好きなのだが、猛暑の草むらの中に咲く花を撮るのは一苦労。
猛烈に暑くて汗びっしょりになり木陰に退散したら、目の前にこのオニドコロの雄花が咲いていた。 ヤマノイモの仲間なので昔この根を試食したことがあるが、ものすごく苦くて食用にはならなかったことを思い出した。
これはお馴染みのツユクサ。 何だか久しぶりに出会ったような気がしたので記念撮影!
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)