2006年4月14日金曜日

思わず絶句の大桜・・・

天気が良くなったら吉高の大桜の様子を見に行こうと待っていたが、天気はいっこうに良くならない。 そろそろ見ごろを迎えているに違いないと、今朝は曇って風があったがしびれをきらして見に行ってみた。
未だ見物客も少ない早朝の畑に行ってみると、こんもりと茂った大きな桜は、未だ赤みが強くて花の数は少なそうに見える。
近くに行ってみて驚いた! なんともう葉桜になっていて、その色で赤みが強くなっていたのだ。 
確か先週火曜日に様子を見に来た時は未だ固い蕾で、地元の農家の人たちも「見ごろになるのはあと10日ぐらいだねえ」と言っていたのだが・・・。

大きな桜の樹の周りを歩いてゆくと、畑に散った花びらが吹き溜まっていた。 雨が続いて葉の成長が早まったのと先日の豪雨と風で花が早く散ってしまったのかもしれない。
間近に下がった大きな枝先を見てみると、花よりも大きく育った葉の方が目立つ。
見ると、巨大な幹の窪みに散った花びらが滝を流れ落ちる水のように見えていた。





それにしても今年はソメイヨシノが早くから咲きだして今週まで咲き続けたのには驚いたが、例年ならソメイヨシノが咲き終わってからゆっくり咲き出すこの山桜がこんなに早く咲いてしまうとは予想だにしていなかった。