2013年7月13日土曜日

7月9日 北総の夏 その3

西印旛沼と風車のある広場

北印旛沼を後に、今度は西印旛沼に向かった。 この湖畔の佐倉ふるさと広場で明日からひまわり祭が始まるから開花の状況を見たかったからだ。
先ずは西印旛沼を見渡せる印旛沼サンセットヒルズへ。
丘の上から対岸右手の師戸城址から高層マンション立ち並ぶ臼井の街並の景色を眺める。 これは臼井から湖東岸の田園地帯を眺めたもの。 そしてこれがオランダ風車のある佐倉ふるさと広場を望んだ所。 見ると緑一色でヒマワリの気配は全く見えない!  岡の斜面に何かの弦に巻き付かれながらもヤマユリが咲いているのに目が留まる!

ともかく近くでヒマワリの様子を見てこよう!・・・と丘を下って鹿島川の畔へ。 ふるさと広場の近くから見た竜神橋の風景 そしてこちらが西印旛沼に流れ込む鹿島川の河口の風景 やはりヒマワリは所々に咲き始めた花がある程度 この様子だと咲き揃うのは未だだいぶ先にようだ。 一週間後くらいに又来ればだいぶ見頃になってるかも・・・・・

それにしても暑い! 広場は遮るものが一つも無いので真夏の太陽が肌をじりじり焼き付ける! 
早々に車に逃げ込みエアコンを効かしてそこを後にした。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)

2013年7月12日金曜日

7月9日 北総の夏 その2

久し振りの北印旛沼

房総の村を後に訪れたのは北印旛沼の湖畔。 冬鳥を撮りに来ることはあってもこんなに暑い時期に来ることは滅多に無い。 ただ何となく広々とした風景を見たくなったのだ。
陽を遮るものが無く焼けつくように暑い土手に登って汗を拭き拭き辺りを眺める。
振り返れば、ひと月半もすれば収穫が始まる広々とした緑の田圃が広がっている! 猛烈に暑いけど、まるで秋空のような雲の下にゆったりと広がる北印旛沼 水質浄化が課題としても、波一つなく穏やかに横たわる北印旛沼は雄大そのもの!  この暑さに水鳥も姿を見せず、 静かな水面に写るのは白い雲のみ。 傍らの船溜まりに大きな鳥の姿! あれは漁師が餌をくれるのでここに住み着いたモモイロペリカンのかん太君だ! ここに来てもう20年位になるんじゃないだろうか? 何処から逃げ出して来たのか知らないが、ここがなんとも居心地が良さそうだ。 が流石に歳か? 飛んでいる姿は見たことが無い。 もっと近くで撮ってみようと草むらをかき分け覗いて見ると、 ほんとにでかい! 
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)

2013年7月9日火曜日

北総の夏 その1

房総風土記の丘のヤマユリ

花菖蒲や紫陽花や、大賀蓮が終盤を迎え、次は何を撮ったら良いか思い浮かばなくなってきた。 その上梅雨明け宣言が出たと思った途端、連日30℃を超える猛暑が続いて暑くてかなわない! 
 お蔭で写真を撮りに出歩く気力も失せ、家でグータラすることが多くなってしまったのだが、 さすがにこのままではうまくないと、思い切って我が家周辺の北総の自然探索に行ってみることにした。

まず最初に訪れたのはつい先日オカトラノオの花を撮りにやって来た千葉県立「房総の村」、ここの風土記の丘にはヤマユリが多いので毎年のように撮りに来ている。
昔の農家が移築展示してある辺りから散策開始!
なかなか見つからなかったがようやくこのヤマユリが見つかった! 

林の中でも結構暑くて汗が目に沁みるので汗を拭き拭き「今年は花が少ないのかなあ・・」と思いながら歩いていたら、
 又しばらくして藪の中に咲くこのヤマユリに出会った。
薄暗い木陰で咲いている花は結構大きいが、
日向で咲いてるこの花は幾分小さいように見える。 葉も茶色くなってるところを見ると水分が足りないのだろうが、この暑さでは無理もない。
こんな日向の暑い所でウツボグサが咲いている!・・・とちょっとびっくり。 
傍らの古墳の上にもヤマユリが暑そうに咲いている! 
日向にいるとドッと汗が吹く出してくるので急いで樹陰に逃げ込むと、早々とこのアキノタムラソウが咲いていた!

それにしてもどうしたことだろう? 昔は一つの茎に大輪の花を幾つも付けたヤマユリが多かったのに、今年はあまり見かけない。 未だ時期的に早いからなのか? それとも手入れが良いので成長期の葉が刈られてしまうのが原因なのか・・・等と考え込んでしまった。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ」)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)

2013年7月8日月曜日

ボケ防止の「被写界深度」計算 第二幕

もう一度、ボケ防止に頭の体操を試みる!

この前、ふとしたきっかけで被写界深度を計算できることが分かって被写体距離や焦点距離や絞りの値を使って計算した結果に感動したのだが、あの計算式の根拠が今一理解できないことに気が付いた。

と言うのは、前回被写界深度を決める「許容錯乱円」という概念の存在を知り、この概念を使えば被写体距離とレンズの焦点距離等のパラメータを使った単純な比例計算で、本に書いてあった被写界深度の計算式を導き出せるもの・・・と軽く考えていたのだが、暇つぶしを兼ねて試に計算してみると、何回やってもあの本に出ていたような式に到達できなかったのだ!

いくら頭の固くなった年寄りでも、あの程度の比例計算なら出来ないことは無さそうだし、自分の考えに何か基本的なことが欠けていたんじゃないかなあ・・・と、このところの蒸し暑さで写真を撮り歩く気も失せて暇を持て余していたこともあり、再度基本から考え直してみることにした。

レンズから見た被写体距離と結像距離の関係

前回は被写体と映像の関係を単純に被写体距離と焦点距離という二つのパラメータ―で考えてしまったが、よく考えると、焦点距離 f と言うのは被写体が無限遠にある時の結像距離で、無限遠でない被写体の結像距離は f ではない。 この認識があいまいだったので被写界深度という概念も頭にうまく描けなかったのだ。
要は焦点距離と言うのは結像距離の一例に過ぎないので、この被写体距離と結像距離という視点でレンズの基本的関係を考えねばならぬと気が付いた。

 その関係を表したのが図-1。

直径φのレンズを通して結ばれる映像の位置関係を表すこの図から
             h:h’ =a:t        ・・・(1)
           φ/2:h’ =f:(t-f) ・・・(2)
           h=φ/2
        ∴  a:t=f:(t-f)
           a(t-f)=ft
           at-af=ft
           ft+af=at
となり、 これをatfで割ると
        ∴  1/a +1/t=1/f   ・・・・(3)

という実にシンプルで面白い式が得られたが、これはレンズが被写体の映像を結ぶ現象に関わるレンズの基本公式と呼ばれるものと分かってびっくり!

ここで被写体aが∞遠になると結像距離tは焦点距離fに等しくなることがうなづけるし、被写界深度を計算する際には、この基本原則の関係に基づいて計算することが不可欠だったのだ。 
これに気づかなかったからいくら計算しても求める式は得られなかったのは当然と言えば当然だろう。

再度、被写界深度とは?

焦点距離とは「レンズの中心から無限遠の光を一点に収束する場所までの距離」であることは分かっていても、これまで焦点距離の概念とピントが合う位置との関係があいまいになってこんがらがっていたことは上にも述べた。

実際のカメラの場合を考えると、撮像素子の位置は固定されていて、当然ながら映像は近くの物でも遠くの物でも常にその上に結ばれる。 
今のカメラは自動的に狙った被写体にピントが合うようにレンズを伸ばしたり縮めたりしていて、近くの物にピントを合わせるときはレンズを長く伸ばし、遠景を撮る時はレンズを短く縮めている。 そして無限に遠い物の場合の結像距離はレンズの焦点距離と言う事になる。

一方、狙った被写体にピントを合わせて撮像素子上に結像させた時、背景や前景のピントが一見合っているように見える範囲が被写界深度だが、被写体の結像距離の位置に実際は拡散して写る前景や背景の決められた範囲を一定条件で拡大表示した時、人間の目で見てピントが合っているように見える被写体前後の距離と定義されている。 
したがって本来被写体の結像位置の前後に結ぶ前景と背景の映像が被写体の結像位置上では拡散映像として写るが、その拡散映像が決められた一定の寸法限界値に収まる距離を計算することで焦点深度を計算し、更にはそれに基づいて計算した被写体前後の距離から被写界深度を計算しよう・・・と頭の整理をしてみた。

ピントが合ったよう見える撮像素子上の一定の限界値は「許容錯乱円」と呼ばれていて、それは印画紙とかディスプレーで実際に見た時にピントが合っていると認識できる限界寸法が選ばれることは前に読んだ本にも書いてあった。 この関係が図-2。

この図で被写体の背景となる点の焦点は撮像面の手前eの所だがピントが合っているとみなすことが出来る直径dの範囲に写るのは被写体の後Dfの所まで、逆に前景部分は撮像面後方e’ に焦点があり、撮像面上はDnの範囲がピントが合っているとみなせることになる。

先ずは焦点深度を求める

結像ポイントの焦点深度 e と e' は
               φ : (t-e) = d : e                       (4)
                                φ : (t+e') = d : e'                     (5)
レンズのF値は F = f/φ 故
                    φ = f/F                                  (6)

 (4)式に(6)式を代入しを整理すると
                   fe/F + de = dt
                                    e = dtF/(f + dF)                    (7)
同様に(5)式に(6)式を代入し整理すると
               fe'/F - de' = dt
                                    e' = dtF/(f - dF)                     (8)

一方、被写体の位置 a と結像位置の関係は(3)式より、
                     1/a =( 1/f -1/t)
                       a = 1/(1/f-1/t)=ft/(t-f)    (9)

となり、これをtに関して変形すると
                     t = af/(a-f)               (10)


そこで(7)式と(8)式に(10)式を代入すると

             e = dFaf/(a-f)(f+dF)        (11)

             e’ = aFdf/(a-f)(f-dF)        (12)
となる。


前方被写界深度 Dn の誘導

 
                   
図―2で、前方のピントが合う限界距離Anは(3)式の原理で次のように表すことが出来る。
         1/An + 1/(t + e') = 1/f
故に                   An = f(t+e’)/(t+e’-f) 
             = f/(1-(f/(t+e’)))    (13)
 
(10)式と(12)式を(13)式へ代入し整理すると
             
           = af2/(f2 + (a – f)dF)       (14)
 
となる。 従って 前方被写界深度Dnは
           Dn = a - An 
 
(14)式を代入し、整理すると 
     Dn=(a2dF-adfF)/(f2 + adF –adfF)      (15)
 
が得られた。
 
 
後方被写界深度 Df の誘導 
 
前と同様に後方のピントが合う距離Afは次の式で表せる。
      1/Af  + 1/(t - e) = 1/f
 故に    Af = f(t-e)/(t-e-f)
         = f/(1-(f/(t-e))         (16)
 
(10)式と(11)式を(16)式へ代入し整理すると
              = af2/(f2 +fdF - adF)         (17)
となる。 
従って 後方被写界深度Dfは
        Df = Af-a
 
(17)式を代入し、整理すると
     Df=(a2d F – adfF)/(f2 – adF + fdF)     (18)
が得られた。
 
従っていわゆる被写界深度は Dn + Df  と言うことになる。
 
 
ところで、前回本に載っていた近似式は
  前方被写界深度が
           a2d F/(f2 + ad F)
で、
  後方被写界深度が 
           a2d F/(f2 – ad F)
だった。
 
しかし、これらの式が(15)式と(18)式とは微妙に違うのは何だろう? 今回の計算では一切省略してないが、どこか省略できる項目があって簡単な近似式にすることが出来るのかもしれないが分からない。
 
ともかく今回の計算式に問題が有るかどうか、実際に計算して前回の結果と比較検証することにした。
 
その結果が下の図、図―3は前回の本に載っていた計算式、図―4は今回誘導した計算式での結果である。
 
こうして比較して見る限り、あまり大きな違いは無いので今回の計算式の誘導方法に問題は無さそうだ・・・と胸をなでおろす。
 


以上、 1週間近くの頭の体操の結果は何とか形にはなったものの、 計算途中で何度も間違ったり、ちょっと前のことを思い出せなくて右往左往、こんがらがってまた最初からやり直したりで、やはり歳を感ぜざるを得ないことだらけ。

 
でも頭は使わないと劣化の勢いを止められないというから、出来る出来ないはともかく、考えることで脳の血の巡りを良くして長持ちさせることが一番。

これからも「下手な考え休むに似たり!」等と自らを卑下すことなく、努めて脳トレとしてフリーセルやナンプレにも励むことにしようかなあ・・・と思う。何せ今年は高齢者講習で認知症の検査を受けねばならぬという切迫した状況にあるので・・・(^o^)
 
 
 

ヤマユリがもう満開!

今朝は快晴! 朝から気温はぐんぐん上がり、何とも暑くてたまらない! 

ふと庭を見たら一昨日一輪だけ咲きだしたと思ったヤマユリが今朝一斉に咲いてしまった!
こんなに早く咲くとはびっくり! 今年の夏は猛暑になるんでは・・・・ それにしても大きな花だ! どっちかと言うと小さくて可愛い山野草の花が好きなのだが、ヤマユリは別格。 大きい割に清楚な感じがして感じが良い。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)