2013年7月9日火曜日

北総の夏 その1

房総風土記の丘のヤマユリ

花菖蒲や紫陽花や、大賀蓮が終盤を迎え、次は何を撮ったら良いか思い浮かばなくなってきた。 その上梅雨明け宣言が出たと思った途端、連日30℃を超える猛暑が続いて暑くてかなわない! 
 お蔭で写真を撮りに出歩く気力も失せ、家でグータラすることが多くなってしまったのだが、 さすがにこのままではうまくないと、思い切って我が家周辺の北総の自然探索に行ってみることにした。

まず最初に訪れたのはつい先日オカトラノオの花を撮りにやって来た千葉県立「房総の村」、ここの風土記の丘にはヤマユリが多いので毎年のように撮りに来ている。
昔の農家が移築展示してある辺りから散策開始!
なかなか見つからなかったがようやくこのヤマユリが見つかった! 

林の中でも結構暑くて汗が目に沁みるので汗を拭き拭き「今年は花が少ないのかなあ・・」と思いながら歩いていたら、
 又しばらくして藪の中に咲くこのヤマユリに出会った。
薄暗い木陰で咲いている花は結構大きいが、
日向で咲いてるこの花は幾分小さいように見える。 葉も茶色くなってるところを見ると水分が足りないのだろうが、この暑さでは無理もない。
こんな日向の暑い所でウツボグサが咲いている!・・・とちょっとびっくり。 
傍らの古墳の上にもヤマユリが暑そうに咲いている! 
日向にいるとドッと汗が吹く出してくるので急いで樹陰に逃げ込むと、早々とこのアキノタムラソウが咲いていた!

それにしてもどうしたことだろう? 昔は一つの茎に大輪の花を幾つも付けたヤマユリが多かったのに、今年はあまり見かけない。 未だ時期的に早いからなのか? それとも手入れが良いので成長期の葉が刈られてしまうのが原因なのか・・・等と考え込んでしまった。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ」)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)