そろそろ国指定第一号天然記念物の「食虫植物群落」で有名な成東の湿原に今年最後の訪問の時期がやって来た。
ここのウメバチソウを撮るのが毎年恒例になっているからだ。
観察用の木道(実際はコンクリートだが)から小さな花を撮るために少々重たいが400mmズームレンズとカメラをバッグに詰め込んで出かけた。
管理棟にボランティアの管理人の車が見えるが、人の気配のない湿原は静かなもの!
湿原はもう晩秋の佇まいだ!
草の生い茂る湿原に目を凝らすと、早速リンドウとヤマラッキョウの花が目に入る!
木道に入ると直ぐ小さなウメバチソウが目に入った。
天然記念物の湿原なのに侵入してきたセイタカアワダチソウ!
訪れた時期が良かったのかウメバチソウは結構多い!
アカトンボ発見!
400mmズームレンズで撮れるのは1.75m以上先のもの。近くに咲いていてもマクロレンズが無いので諦める。
白花のヤマラッキョウも咲いている!
1.75mぎりぎりで撮ったウメバチソウ!
リンドウも例年通りあちこちに咲いていた。
これはママコノシリヌグイかと思ったらこの銘板にはアキノウナギツカミとあった。
そういえばママコノシリヌグイは湿原ではなく里山の縁に多いのは確かだ。
ツリガネニンジンの咲き残りもみつけた!
木道際に咲いていたのを1.75m引いて撮ったウメバチソウ。
色が残っているワレモコウ!
大半は盛りを過ぎて黒ずんでいた。
これは来るたびに探しているタヌキマメの花の跡だ!
花が咲くのは9月頃らしいがなかなかお目にかかれない。
去年は花の跡すら見つけることが出来なかったのだ。
それにしても今日は退院後初めて片道30km弱のドライブを試みたが、予想以上に目が疲れてぐったり。未だ遠距離ドライブは控えた方が良さそうだ。
カメラ:X-T2、レンズ: XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR