風土記の丘に到着して辺りを見回したところ、里山は緑一色で何処にもヤマユリの姿は見えなかった。
そういえば鬱蒼とした里山は公園と違って寒さが違う。 開花が遅いのは当たり前だろう・・・と納得。
早速右足をかばうようなぎこちなさを感じながら里山散策を開始することにした。
古墳群の周りに植えられたアジサイが綺麗に咲いている!
飛んで来たミドリヒョウモンがとまったのはオカトラノオ! この花が未だ咲いている時期だったんだ!・・・と嬉しくなる。
草むらに咲いていたのはこのウツボグサ! 多分この花は終わった後かも・・・と思ってていたのでやはり嬉しい。
これはヤブカンゾウ! この時期何処にでも咲いているはず・・と思っていたこの花、日向を好むので里山ではあまり見かけない。
既にナルコユリが見事に「鳴子」を付けている!
これは里山ではお馴染みのハエドクソウ! 薄暗い林内で、風に揺れるこの数ミリの小さな花のボケない写真に挑戦するのが面白く、出会う度に撮っている。
移築された古民家の庭のヒオウギスイセン! 田舎暮らしが多かった子供の頃から見慣れて懐かしいこの花、日本古来の花かと思ったら南アフリカ原産だというから驚き。
トンボがとまった! 蝶やトンボを見ると直ぐ撮りたくなってレンズを向ける。
これはノシメトンボだ! 我が家周辺ではこのトンボがやたら多い。
古民家周辺のアジサイが未だ綺麗だ!
暑くて汗をかいたので戻りかけたらオカトラノオの群生を見つけた!
これはいかにもオカトラノオらしいいい形!近くで、早くも咲き出した秋の花を見つけた。
それはこのアキノタムラソウ!里山の季節は足早、もう一週間もすればここのヤマユリも咲き出すに違いない。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)