数か月前に予約していた「白川郷、飛騨高山と乗鞍岳・上高地ハイキング 一泊二日の旅」は、連日雨や曇りの日が続いていたのでどうやら良い天気は期待できそうもないから雨具などしっかり準備しなければなあ・・と覚悟を決めていたのだが、 さらに追い打ちをかけるように台風9号、10号、11号と立て続けに発生してツアー自体が催行されるかどうか微妙な状況になってしまった。
ところが、9号と10号は本土から逸れ、一番心配だった台風11号のスピードが自転車並みに遅かったお蔭で出発のこの日は真夏の太陽が照り付ける良い天気になっていた!
これはついてるぞ!・・・と早朝6時38分千葉駅発の特急あずさにツアー客三十数人共々乗り込んで松本へ向かった。
中央線沿線の緑濃い山や谷の風景を眺めながら松本へ到着したのは10時半近く。 そこからバスで安房峠を超え高山を経由し東海北陸自動車道で一路白川郷へ。
以前から一度は行ってみたいと思っていた白山山麓の白川郷は外気温32度オーバーで日向は焼けるように暑かった。
本来なら雪の季節なんだろうが寒さが苦手だから仕方がない。
この暑いのに白川郷の駐車場は車が一杯でびっくり! やっぱり寒さが苦手の人が多いのかも・・・。
この橋の向うに合掌造りの家並があるという。
しかし暑くて橋を渡るのも覚悟が要る!
橋の中ほど、見渡すと合掌造りの茅葺の屋根が良い感じに見える!
橋を渡りきるとこういう家並が現れた!
生活感のある合掌造りの家々!
白川郷のメイン通り。
これだけ昔のままの姿を残しつつ生活するのも大変だろうなあ・・・と感嘆!
そういえば電信柱や電線も見えないようになっている!
次にシャトルバスで訪れたのは高台から眺められるというで展望台。
木陰に行って麓を眺める。白川郷が一望のもとだ!
まるで箱庭のよう!
又覚悟を決めて展望台から木陰を選びながら坂道を下って合掌造りの郷に入る。
風情のあるこれは納屋かな?
結構大きな家!
暑くてバテ気味になっていた時明かりが灯ってるがなんだろう?・・と覗いて見たらコーヒーショップ! ここで涼んでゆくことにした。
多くの外人さん等としばし休息の後、又合掌造りの家並を歩く。
昔は囲炉裏の煙りのお蔭で屋根の葺き替えは50年に一度だったが、いまはそれが無いので30年に一度だという。
地元の人に大変だろうね~!と言うと、いやー お祭りみたいなもんだよ!と言う。
それにしても綺麗に保存されているのには感激してしまう!
ここまで徹底して伝統文化を保存しながら生活しているところは多くないのでは・・・と感嘆。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)