湖岸に着いて辺りを見回してみてもめぼしい草花は何処にもさいていそうになかく、ふと思い出したモモイロペリカンのカンタ君を探してみようと土手の上から眺めてみた。
広々とした穏やかな湖面はのどかな雰囲気、稲刈り後の田圃で朝食を済ませ満腹なのかどうか、沢山の白鷺が羽を休めていた。ペリカンは何処にいるのだろう?・・・と探してみると、左岸の200m位先に浮かぶ川魚漁の小舟の上にそれらしき姿!
300mmズームいっぱいで撮ってみると漁師さんと一緒にいるのはペリカンのようだ。家に帰って撮った写真を部分拡大してみたところ
これはまさしくモモイロペリカンのカンタ君だった!このカンタ君、自分で餌を獲ることが出来ないらしく、毎日この漁師さんから小魚を貰って食べているらしい。
「今の時期漁も少なくて大変だよなあ~」と、通りかかった地元の人がつぶやいていた。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)