今日も今にも降りそうな蒸し暑い陽気。 何か撮るものが無いかと庭を見回しても目新しい花などあろうはずもない。
その時家の前の電線に野鳥が止まって毛づくろいをしているのが目に入った。
家の窓から電線までは20m近くあり、そのシルエットからは何の鳥だがよく分からない。 見た感じはキジバトでもないしヒヨドリでもないし一体なんだろう?
ともかく撮ってみよう!・・・と急いで400mmズームを付けたカメラを取り出し、露出補正を+1にセットして見上げると、幸いにも毛づくろいに夢中のその鳥は未だそこに留まっていた。
実質640mm相当の望遠レンズで覗いた姿は明らかに猛禽の姿だが、大きさはキジバトより少し小さめの感じ!
やがて顔を上げた姿は如何にも精悍な顔つきだ!
図鑑を見たらこの大きさの猛禽はたまに市街地の公園などにも生息することがあるという「ツミ」という鷹の雌のようだが定かでない。
それにしても、こんな小さな鷹が身近にいるとは驚いた。
(カメラ:EOS 7D)
(レンズ:EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM)