春本番が始まろうというのに北総は今日も一日お日様が顔を出さなかった。 それでも家に閉じ篭っていては春を見逃してしまいそうで気が気でない。
そこで今日は久しぶりにのどかな田園風景が広がる隣村の師戸城址に出掛けてみた。
ここは印旛沼を見下ろす公園になっていて、以前は春になると梅の花やサンシュユの花を見にやって来ていたが、ここ数年訪れていなかった。 梅の花が終わった城址には何の花があるのかなあ・・・と思いながら歩いていたらこのシデコブシに遭遇。 この花にここで出会ったのは始めてだ。
この城址には桜の樹が多い。 その桜が数輪咲きだしている! 年に一度の賑わいになるのももう直ぐのようだ。 花見のシーズンはかなり賑わっているようだが、普段はあまり人気の無いのが嬉しいのだが・・・。
この城は対岸の臼井城の出城だったという。 戦国時代のこの辺りは、下総・上総・安房・武蔵の諸国が入り乱れて戦乱に明け暮れたと言われているが、今はウグイスの鳴き声が辺りに響いているのみ。
外周の空堀を歩いていたらこのヤマブキの花に遭遇、 もうこの花が咲き出しているとは!・・とびっくり。
頭上の綺麗な模様を見上げる。 まるで赤子の手のような可愛いモミジの葉があったのだ。 もうこんなに葉が育ってる!・・とまたまたびっくり。