2008年10月14日火曜日
ツリフネソウもいよいよ終盤・・
今日は天気が崩れるとの予報を聞いて、薄曇の午前中に近くの田園を歩いてくることにした。
予想外に湿度が高くて歩き始めると直ぐに汗が滲み出てくる。
谷津へ下る街外れの屋並の間の坂道を行くと、農家の生垣のお茶の樹が花盛り。 この時期の田舎の好きな風物だ。
四季折々の野草の花に飾られた切り通しのようになっているこの小径、つい先ごろまではヒガンバナで飾られていたのだが、今はこのノコンギクが迎えてくれる。
坂下の集落を抜けて谷津に下ると、水が溜まった耕作放棄田の縁にこのサクラタデが群生していた。
里山の縁を歩いていると側らの潅木にからまるヤマノイモの蔓にむかごが一杯生っていた。 「今晩はむかごご飯にしようか!」としばしむかごの採集に精を出す。
里山の縁のあちこちにはこの「ユウガギク」が咲き乱れている。
暗い里山の森を抜けて広い田圃に出る。 ツリフネソウの群落地が近いので行ってみると、もう殆ど花は終わって種を一杯付けていた。 このツリフネソウ、ホウセンカの仲間だけあってこの種に手を触れるやいなやパチッとはじけて種を飛ばすのだ。