爽やかな秋空は昨日まで、今朝窓を開けると空は雲に覆われていてがっかり。
それでも時折雲の切れ間から日が射したので田園の秋の気配を感じたくなって近くの里山に行ってみた。
日が照ると結構蒸し暑い。 稲刈りに精を出すコンバインの音が響く谷津田を望む線路際に行ってみると、今にも咲きそうに黄ばんだセイタカアワダチソウが群生している。 ふと見ると、何ともう既に花を付けているのもあるではないか!
坂道を下って今ヒガンバナの真っ盛りの谷津田の小径を里山の縁に出る。
田圃の水路沿いには黄色い花を付けた草が群生している。 ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)だ! 1950年頃発見された北米原産のこの花、瞬く間に関東以西に帰化してしまったのだというから物凄い繁殖力だ。
里山の斜面はこの「イヌショウマ」が最盛期。 あちこちに可愛い花穂を出していた。 サラシナショウマは未だ蕾、花が咲くのは来月半ばになりそうだ。
この「ユウガギク」も今盛り。 この菊の名は見た姿から「優雅」と思っていたらそうではなくて柚子の香りがするところから「柚香」となったらしい。 でも柚子の香りを感じたことは無いのでほんとかいな・・と思ってしまう。 ところで今年はどういうわけかこの花の姿が少なくて少しばかり寂しい。 もっともこの場所だけなのかもしれないが・・・。