ここ数日の春の陽射しに梅の花も咲き揃ってきたに違いないと、宗吾霊堂に行ってみた。
今日は土曜日、梅の花見客で混雑しているかも・・と思っていたが、意外にも到着してみると駐車場はがらがら、門前の土産物屋の半数はシャッターを下ろしたままだった。
閑散とした仁王門を潜るとすぐさま左手の大本坊前の満開の大きな白梅が目に飛び込んできた。
本殿に向う左手には満開の大きな紅梅が青空に映えていた。
本殿の裏手に回ると、数年前に造営されて眩く輝く奥の院の右手にも白梅や紅梅が見える。
近くに行ってみると最近植えられたらしい河津桜が梅の花をバックに数輪咲き始めていた。
奥の院の裏手は公園になっている。
ここの梅林に行ってみるとこちらももう既に満開、辺りに漂う梅の花の香りが心地良い。
ふと小径の先に見慣れぬ小鳥の姿、急いで望遠レンズでこの鳥を追う。
少ないチャンスで撮った写真はボケていたが調べてみたら、初対面のこの鳥はスズメ目アトリ科の「シメ」だと分かって大喜びだった。