「良い天気も今日まで、明日から新年にかけて荒れ模様」との天気予報。 今年のカメラ遊びが出来るのは今日しかないかも・・と大掃除もそこそこに風土記の丘にある坂田ケ池に行ってみた。
もしかして「ミコアイサ」に出会うかも・・と淡い期待をしながら広い池を見渡すと、
初冬の穏やかな陽に光る湖面は例年通り「ハシビロガモ」の群れで賑わっていた。
見渡してみると何時ものように「オオバン」の姿も結構多い。
風も無く、陽の当る湖岸を歩いていると体がポカポカしてくるほど暖かい。
池の中ほどの枯れた蓮の日溜りに鴨の群れが首を背中に突っ込んで眠っている。 見るとかなり小ぶりの鴨だ。 足音を聞きつけたのか岸辺近くで寝ていた鴨が泳いで逃げ始めたのをカメラに納めて家で調べたら、「コガモ」と言う種類の鴨だった。
対岸の林の縁にやってきた時、小さな小鳥が池にせり出した小枝に止まるのが目に入った。 目を凝らすとそれは「モズ」だった。
林の縁に赤い実をつけた背の高い樹に小鳥が飛び交っていた。 何の樹だろう?・・とよく見るとそれは柿の木、その実にメジロの群れが集まっていたのだった。
それにしてもこんな雑木林に柿の木が生えているとは・・と不思議な気がしたが、普通の柿に比べて実が随分小さい。 これが野生の「ヤマガキ」ってやつなのかなあ・・・。