2007年7月12日木曜日

川村美術館の庭園の花

このところ梅雨空が続いているが、 朝起きて空を見ると久しぶりに明るい空。
今日は隣町に住む昔の仕事仲間の誘いを受けて川村美術館大賀蓮を見に行くことになっていたが、 これなら雨も大丈夫と喜び勇んで家を飛び出した。
お馴染みの川村美術館の森の径を行くと、そこには既にヤマユリが咲き始めていた。
未だ蕾の方が多いのだが、このヤマユリの花を見るといよいよ夏だと実感する。





森を抜けて蓮田に下りると、そこには既に何人ものカメラマンや見物客が繰り出していた。
1週間前のここのホームページに盛りを過ぎたが未だ咲いていると出ていたが、見るとなるほど花の跡の方が多い。
蓮田に目を凝らしながら綺麗に咲いている花を探し、見つけるたびにシャーッターを切る。
それにしても大賀蓮というのはほんとに大きい。 こんなのが弥生時代にも咲いていたんだから当時の人はどんな風にこの花を見ていたのだろう・・・と不思議な気分になる。


蓮池の隣の池には何種類かの睡蓮が咲いている。
中でも清楚なこの白い睡蓮がが一番多い。
見るとその中に黄色い睡蓮も咲いている。 この色も落ち着いていてなかなか良い。
赤い睡蓮もある。 熱帯のきらびやかな睡蓮と違ってこれは比較的地味な花だと思った。
脇に紫の綺麗な花を付けた水草が茂っていた。 ホテイアオイだ!
この葉は良く見かけるが花をじっくり眺めたのは初めてかもしれない。


それにしても蒸し暑い! 額はじっとり汗が滲み、ファインダーと眼鏡が曇って撮りづらいことこの上ない。
レストランで休憩の後、入り口近くの林の中でこのヤマホトトギスに出会った。 この花が咲く時期だったとは・・・とちょっとびっくりの一時だった。