2007年7月1日日曜日

小さな公園の花

いよいよ本格的な梅雨に入ったのか、朝からどんより雲って冴えない天気。 写真を撮りたくても撮るものが思い浮かばず手持ち無沙汰な日々がしばらく続きそうだ。
午後、気晴らしに家の前の町の小さな公園に行ってみると、

こんもりと白い花をつけた樹が立っていた。 それはモクセイ科、イボタノキ属のネズミモチだった。 そういえばこの時期は、車で走っているといたるところで目に入る。
近くで見るとおびただしい数の小さな花が固まって咲いていて、ミツバチ等も忙しそうに飛び回っている。
この樹は何故ネズミモチという名が付いたのか気になって調べたら、花の後の実の中の種がネズミの糞に似ていて、この樹の葉っぱがモチの樹に似ていることから付いた名だという。 なるほどそう言われると確かにそうだったと納得。

公園を一回りしてみたら未だクチナシが咲いていた。 クチナシという植物は何の仲間かと調べたら、アカネ科のクチナシ属だという。 アカネ科とはちょっと想像付かなかったのびっくり。 それにしてももうだいぶくたびれてはいるが、良い香りだけは辺りに漂っていた。 見ると未だ咲いていない蕾もあるから未だしばらくは咲きそうだ。

公園の周囲の植え込みには今ハナゾノツクバネウツギが咲き出している。 スイカズラ科、ツクバネウツギ属のこの花は、夏真っ盛りの暑い陽射しにも元気に咲き続ける。
いよいよ夏が近い!