2006年11月10日金曜日

房総風土記の丘

雨の後は寒い冬がくるのかなあ・・と思っていたら、今日は昨日の雨が嘘のように暖かくて秋晴れの良い天気になった。 この天気に、しばらく行ってない房総風土記の丘へ行ってみることにした。

途中広大な印旛沼干拓田の車窓から猛禽の姿を発見。 急いで車を停めて悠然と空を舞ふ姿を望遠で覗いてみたらどうやらノスリのようだった。
風土記の丘に着くや早速クヌギやコナラの黄葉輝く林の中を散策。 12月半ばに近いというのにポカポカ暖かくて心地よい。
ここへはたびたび訪れているのだが、黄葉真っ盛りのこの時期に来たのは初めてのような気がする。
林の中に綺麗なモミジを見つけ近寄ってみた。 この樹の周りを一回りしてみたが、やっぱり陽光を透かして見るモミジが一番。 人の気配にびっくりして振り向くと、そこに三脚を据えたカメラマン3人がじーっとファインダーを覗いていた。 邪魔してしまったようなので急いで退散。

丘陵を下って坂田が池に行ってみた。 池には小型の水鳥が何羽も泳いでいた。 見ると水量が少なくて所々池の底が出ていた。 通りががりの人の話では外来魚駆除のために水を抜いているのだという。

ふと近くの岸辺の木の枝に鳥がとまっているのが目に入った。 

なんとツグミだった。 又出会ったこの鳥、今年は当たり年かも・・・。
別の枝で何かうごめいている。 見るとそれはメジロだった。
この樹が何の樹か知らないが、房のように生っている小さな実を食べているのだろうか・・。  メジロって、果物や花の蜜だけ食べるのかと思っていたが、先日は樹の幹をつついているのを目撃したし、どうやら虫でも何でも食べているのかもしれないなあ・・・と独り言。