2008年8月9日土曜日

鬼怒の山里、山草草探訪

今年の春は入院していて来ることが出来なかったので去年の夏以来1年ぶりだ。 ちょっと目を放している間にあちこちガタガタになって修理に手のかかる三十数年経った山の家、今回も到着するなり破裂していた水道の修理にてんてこ舞い。
コバギボウシが花盛りの栃木の山の家に久しぶりにやって来た気分だ。










午後、水道の修理が終わったので懐かしい山の花に会いたくて山奥の栗山地区に行ってみることにした。
湯西川に抜ける林道脇の斜面には今年もお目当てのフシグロセンノウの花が咲いていた。 薄暗い山の中に一際目立つこの花、一度出合ったら忘れることの出来ない花になっている。
シデシャジンもそこら中に咲いていた。 今年は花の数が多いようだ。 
昔はこんな山奥に来なくても出会えた花なのに、このところここでしかお目にかかれない。
初めて出会った時、「何て変わった花だ!」と思ったが、 こうしてアップで眺めて見る姿が愛らしく、毎年出会うのが楽しみになってしまった。



今年はどういうわけかツリフネソウの姿が見えない。 例年この辺りに咲いているのだが・・・と探してみたが見つからない。 
そうこうしているうちにようやく見つけたのはたった一輪のこのキツリフネの花だった。

2008年8月7日木曜日

里山は既に秋の気配!

今日も昨日に続いて秋のような綺麗な空が広がった。 そんな空の色を眺めると里山が恋しくなる。 昨日もキツネノカミソリと対面できなかったので、今日こそカメラに納めよう・・・と早速目星を付けた近くの里山に向う。
車を降りた途端に汗が噴出す里山の縁を行くと、先ず目に入ったのは「サワヒヨドリ」の花だった。 この暑い夏の真っ盛りと言うのに、里山は既に秋の花が咲き始めているのだ。
続いて目に入ったのは「アキカラマツ」の花。 じりじり照りつける真夏の太陽の下よりも、柔らかな秋の陽射しがよく似合う花なのに・・・。
斜面に張り付いているピンクの小さな花が目に入った。 「コマツナギ」だ! 「そうか、もうこの花が咲く季節だったか!」と思わぬ花に出会って嬉しさがこみ上げる。
兵庫の里山を転げまわって遊んでいた幼少の頃の記憶に残るこの花、幾つになっても忘れることは無いのだ。

しばらく「コマツナギ」の花と遊んでいたが、額を流れ落ちる汗が目に入ってしみて来たのでそこを発つ。 「キツネノカミソリ」の姿をもう少し探してみようと、例年見かける場所を巡ってみたが何処に行ってもその姿は無かった。 今年は時期を失してしまったようだ。<
途中「ミソハギ」と「ヒマワリ」の姿が綺麗だった。

2008年8月6日水曜日

クサフジと対面!

今日も朝から暑かったにもかかわらずまるで秋のように澄み切った青空、それでも陽が昇るにつれて真夏の白い雲が沸き立つように広がってきた。 例年訪れる西印旛沼近くのクサフジ群生地に行ってみるには絶好の日和・・とばかり家を飛び出し印旛沼干拓田に差し掛かる。
もう既に広大な干拓田の稲は穂を垂れて、真夏の陽光で最後の仕上げの真っ最中!
農道を更に行くと、 やがて長年干拓田から吹きつける雨風に晒された厳しい姿の榎木が立つ一里塚に差し掛かった。 ここを通る度にカメラを向けたくなるのは何故だろう・・・。
更に行くとあのクサフジが群生する荒地に到着。 クサフジ群生地と言っても、そこは鉄条網の如きカナムグラやカラスウリが茂る只の荒地。 その中に目を凝らして探し始めたら直ぐにクサフジの花が見つかった。 やっぱり咲いていた!・・と嬉しくなったが、例年に比べると花の数が少ないようだ。
ひときわ房の大きな花を見つけた。 これはなかなか綺麗だ!・・と独りご満悦。
クサフジの花に会えて気分よくしたついでに西印旛沼を見てこよう・・と、眺望台の「サンセットヒルズ」に行ってみた。 陽射しは強くて暑いことこの上ないが、見た目は何とも爽やかな雰囲気だった!

2008年8月4日月曜日

盛夏の初対面の野草

暑い日が続いている。 この夏一番の暑さじゃないかなあ・・とうんざりする。 でもこの時期、野山に何が咲いてたかなあ・・と去年の撮影記録を見てみると、クサフジやキツネノカミソリを撮っていたのだ。 それなら早速行ってみよう!・・と、エアコン効かした車でその場所に行ってみたのだが何れの花も見当たらず、
最初に目に入ったのはこの「ガガイモ」の花だった。
鬱蒼と茂った夏草に絡まる「ヘクソカズラ」の花越しに、辺りをくまなく見渡してみたがクサフジの花はやっぱり見当たらない。
夏の太陽がじりじり照りつけるJR成田線の線路際の草の茂みには見るからに暑そうな北アメリカ原産の帰化植物、「アラゲハンゴンソウ」が咲いていた。
里山の縁に沿って歩いてゆくと、山際にはもう既に「ヒヨドリバナ」が咲き始めている。 これから秋にかけて里山の縁はこの花で埋め尽くされるのだ・・・。
ふと、耕作放棄田にピンクの見慣れぬ花を付けた草が茂っているのが目に入った。 これは一体なんだろう!・・と思わず駆け寄って良く見ると、どうやらシソ科の草のようである。 こんな花は始めて見るので嬉しくなってシャッターを切り続けていたら、ファインダーにキアゲハが飛び込んできてびっくり!  家に帰って図鑑を調べたら、この初対面の草はどうやら「ニガクサ」というシソ科の植物だった。 これだから散歩はやめられない。

2008年8月1日金曜日

小さな花の試し撮り

遂に8月! 月日の経つのはほんとに早すぎる。 その上撮りたいものが思い浮かばなくてじれったい気分も続いている。 そんな時、先日木道から2m近く離れた湿原の中に咲く小さな花を撮るのに400mmの望遠レンズでも役に立たなかったことを思い出し、ふとマクロレンズにエクステンダーを着けて長焦点マクロにすれば良いのかも・・と思いついた。 早速100mmマクロに2Xのエクステンダーを装着し200mマクロ相当で庭のアキノタムラソウの花を撮ってみた。





2m近く先の花を結構大きく撮ることが出来そう!・・と嬉しくなって辺りを見回す。
もう一つ、鉢に植わっている小さな花があったので試しに撮ってみる。 これならあの湿原でも使えるかも・・と期待が膨らんできた。 それはそうと、こんな花があったとはこれまで気付かなかった。 奥方に聞いたら園芸農家から貰った花で名は知らぬと素っ気ない返事。

更に見回してみると、今度は隣とのフェンス際に置いてある鉢に見慣れぬ花!  綺麗な色にひかれて撮ってみたのだが、 この花も聞くと、やっぱり知らぬと言う。 
我が家の庭は正体不明の花がほんとに多くて困ったものだ・・と苦笑い。
(8月5日、ひょんなことからこの花が南アフリカ原産・フウロソウ科の「ペラルゴニューム」という名だと分かったが、 園芸種には南アフリカ原産の花がなんと多いことか・・)

藪のようになっている庭の中ほどに小さな紫の花がちらりと見えた。 
何だろうとファインダーを覗いてピントを合わせてみたところ、それはなんと「ツユクサ」だった!
さすがに我が家の庭、こんな雑草も大手を振って咲いている・・・。