2008年8月4日月曜日
盛夏の初対面の野草
暑い日が続いている。 この夏一番の暑さじゃないかなあ・・とうんざりする。 でもこの時期、野山に何が咲いてたかなあ・・と去年の撮影記録を見てみると、クサフジやキツネノカミソリを撮っていたのだ。 それなら早速行ってみよう!・・と、エアコン効かした車でその場所に行ってみたのだが何れの花も見当たらず、
最初に目に入ったのはこの「ガガイモ」の花だった。
鬱蒼と茂った夏草に絡まる「ヘクソカズラ」の花越しに、辺りをくまなく見渡してみたがクサフジの花はやっぱり見当たらない。
夏の太陽がじりじり照りつけるJR成田線の線路際の草の茂みには見るからに暑そうな北アメリカ原産の帰化植物、「アラゲハンゴンソウ」が咲いていた。
里山の縁に沿って歩いてゆくと、山際にはもう既に「ヒヨドリバナ」が咲き始めている。 これから秋にかけて里山の縁はこの花で埋め尽くされるのだ・・・。
ふと、耕作放棄田にピンクの見慣れぬ花を付けた草が茂っているのが目に入った。 これは一体なんだろう!・・と思わず駆け寄って良く見ると、どうやらシソ科の草のようである。 こんな花は始めて見るので嬉しくなってシャッターを切り続けていたら、ファインダーにキアゲハが飛び込んできてびっくり!
家に帰って図鑑を調べたら、この初対面の草はどうやら「ニガクサ」というシソ科の植物だった。 これだから散歩はやめられない。