このところ穏やかな秋日和が続いていたが明日からは天気が崩れるとの予報、今日を逃がすとしばらく秋を味わえなくなるのでは・・・と、家に閉じ篭りっぱなしのお袋を連れて静けさを取り戻した九十九里浜を南下して大原へと向った。
穏やかな九十九里の広々とした浜辺に立って沖を眺めると、 のどかに漁をする漁船の姿が点々と見えていた。
延々と続く浜辺の道を行くと、あちこちに白い「ユッカ」の花が咲いていた。 町の公園や大きな家の庭で見かけることがあるこの花、何故浜辺に多いんだろうなあ・・と不思議に思って調べてみた。 そしたらなんとこの花は北米南部原産の植物で、明治中期に渡来しあちこちに植えられたのだという。 と言うことは、昔この浜辺一帯に観賞用に植えられたのが未だ所々で生き続けているということか・・・。 ちなみに図鑑には「ユッカ」ではなく「アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)」と言う名で載っていた。
一ノ宮の町に入る手前の入り江に白いブイが一杯並んでいる。 いつもここを通るたびに「あのブイは何なんだろう?」と気になっていた。 一度写真に撮りたいと思うのだが有料道路の途中では車も停められない。 パーキングエリアの売店で聞けば分かるかも・・と思い立ち、聞いてみたらあれは青海苔の養殖場だとのことだった。 売店の2階に行ってみると、あのブイの群れが遠くの橋の向こうに固まって見えていた。
有料道路の終点を出て夏場はサーファーの若者で溢れる一ノ宮の街並みを通過。 南房総方面への国道に入って更に南下し太東海岸に着いた。
ここも夏場は若いサーファーで溢れるのだが、さすがにこの時期は静かな秋のたたずまいになっていた。
この時期でも未だサーフィンを楽しむ太東岬海岸の南側は伊勢海老漁の盛んな太東岬漁港。 昼間の漁港は秋の陽光を浴びてのんびりした雰囲気だ。
ここを後にして正午前に大原に到着。 こうして遠路ここまでやって来たのは年に一度の親孝行、お袋の好物の伊勢海老料理がお目当だった。
2007年10月25日木曜日
2007年10月24日水曜日
兵どもの夢のあと
今日も爽やかな風が吹く絶好の秋日和になったので町外れの城跡までウォーキングに出かけた。 ここは本佐倉城跡といって15-6世紀の戦国時代に北総一帯を治めていた千葉氏の本拠地だったのだ。
写真の右手の森がこの城の物見跡、左手に広がる田圃は昔印旛沼が広がっていたらしい。 国の史跡に指定されて城跡の復元作業が行われている中を一番高台にある城山に登って行く。
伐採された杉の切り株が残る城山は結構広い。 ここにどんな建物があったのだろうか・・。
城山を下って物見跡の森へ行く途中、森の中に続くよく踏まれた山道があった。 その道を登って行くと、こんもりとした茂みの中の小さな鳥居の先に周囲を綺麗に掃き清められた社があった。
見ると「諏訪社」と書いてある。
ここはこの下の集落の氏神様なのか、 母子を刻んだ石仏が地域の歴史を語っているかのようだ。
空堀跡に下ったり土塁の上に登ったりして樹間に印旛沼方面の田圃を望む切り通しのような所に出る。 城の出入り口の「虎口」と言われる場所だ。 そのかたわらにこの小さな道祖神が祭ってあった。 この地域でよく見かける「双体道祖神」である。 道祖神信仰は古代から続く生活に密着した信仰だというから、きっとこれはこの城が出来る前からここにあったのかもしれないなあ・・と想像を巡らした。
帰り際、山際に一際鮮やかな紫色の小さな花を付けた野草に出会った。 よく見るとそれは「ヤマハッカ」の花だった。 何だか久しぶりの対面のような気がして懐かしい。
写真の右手の森がこの城の物見跡、左手に広がる田圃は昔印旛沼が広がっていたらしい。 国の史跡に指定されて城跡の復元作業が行われている中を一番高台にある城山に登って行く。
伐採された杉の切り株が残る城山は結構広い。 ここにどんな建物があったのだろうか・・。
城山を下って物見跡の森へ行く途中、森の中に続くよく踏まれた山道があった。 その道を登って行くと、こんもりとした茂みの中の小さな鳥居の先に周囲を綺麗に掃き清められた社があった。
見ると「諏訪社」と書いてある。
ここはこの下の集落の氏神様なのか、 母子を刻んだ石仏が地域の歴史を語っているかのようだ。
空堀跡に下ったり土塁の上に登ったりして樹間に印旛沼方面の田圃を望む切り通しのような所に出る。 城の出入り口の「虎口」と言われる場所だ。 そのかたわらにこの小さな道祖神が祭ってあった。 この地域でよく見かける「双体道祖神」である。 道祖神信仰は古代から続く生活に密着した信仰だというから、きっとこれはこの城が出来る前からここにあったのかもしれないなあ・・と想像を巡らした。
帰り際、山際に一際鮮やかな紫色の小さな花を付けた野草に出会った。 よく見るとそれは「ヤマハッカ」の花だった。 何だか久しぶりの対面のような気がして懐かしい。
2007年10月23日火曜日
深まる里山の秋
今日の午後、そろそろ里山はサラシナショウマが咲き出す季節に違いない・・と思い出した。
そうなるともうじっとしてられなくなって急いでカメラを片手に行ってみた。
北総台地から谷津田に下る坂道を行くと、奥の薄暗い里山の縁にあの白い花が点々と見えている。 やっぱりもう咲いている!と嬉しくなって足が速まる。
見事に咲き揃ったこのサラシナショウマを見ているとほんとに秋になったんだ!・・との思いがつのってくる。 山の斜面の雑草の中に咲く何とも気高い雰囲気のこの花を見ていると不思議な気分になってくる。
どうしてこんな形の花がこの世に出てきたのだろうか・・・。 近くには未だヤマトリカブトも咲いている。 この花も又不思議な形の花なんだよなあ・・。 里山の縁を見回してみると、他にも白い花が咲いているのが目に入った。 ユウガギクだ!
この花は田舎の秋を思い出させる懐かしい花で大好きだ。
そうなるともうじっとしてられなくなって急いでカメラを片手に行ってみた。
北総台地から谷津田に下る坂道を行くと、奥の薄暗い里山の縁にあの白い花が点々と見えている。 やっぱりもう咲いている!と嬉しくなって足が速まる。
見事に咲き揃ったこのサラシナショウマを見ているとほんとに秋になったんだ!・・との思いがつのってくる。 山の斜面の雑草の中に咲く何とも気高い雰囲気のこの花を見ていると不思議な気分になってくる。
どうしてこんな形の花がこの世に出てきたのだろうか・・・。 近くには未だヤマトリカブトも咲いている。 この花も又不思議な形の花なんだよなあ・・。 里山の縁を見回してみると、他にも白い花が咲いているのが目に入った。 ユウガギクだ!
この花は田舎の秋を思い出させる懐かしい花で大好きだ。
2007年10月21日日曜日
谷津田の夕暮れ
ここ数日何やかやと用事が出来て野山を歩き回ることもままらなかった。 用事の合間にこれまで撮り溜めた野鳥の写真のアルバム作りで暇つぶし。(右のリンクメニュー)
今日も昼間は動けなかったが、運動不足解消のため夕方になって買い物ついでに近くの谷津田を歩いてくることにした。
歩くにはちょうど良い涼しい風が心地よく、東の空に月が掛かる日暮れの里山は静まり返っていた。
こんな時間に歩くことは滅多にないので景色がいつもと違って見える。 道端の草むらにカントウヨメナのような花が咲いている。 薄暗い中にこの花の紫が一段と綺麗に見えて思わず立ち止まった。 更に進むと、先日発見したオオバクサフジが未だ見事に咲き誇っていた。
7月の終わりごろに咲き始めるクサフジと違って、この花は随分遅くまで咲いているものだ!
今日も昼間は動けなかったが、運動不足解消のため夕方になって買い物ついでに近くの谷津田を歩いてくることにした。
歩くにはちょうど良い涼しい風が心地よく、東の空に月が掛かる日暮れの里山は静まり返っていた。
こんな時間に歩くことは滅多にないので景色がいつもと違って見える。 道端の草むらにカントウヨメナのような花が咲いている。 薄暗い中にこの花の紫が一段と綺麗に見えて思わず立ち止まった。 更に進むと、先日発見したオオバクサフジが未だ見事に咲き誇っていた。
7月の終わりごろに咲き始めるクサフジと違って、この花は随分遅くまで咲いているものだ!
2007年10月16日火曜日
3年越しの季節の花
2004年のちょうど今頃、いつもの散策コースで潅木に咲く小さな紫の花に出会った。 それまで見た事もないこの花、次の年も又次の年もなんだろうなあ・・と首をひねって眺めるのみ。
何時だったか小枝を採取して鉢に挿し木しておいたのが今ちょうど花を咲かせている。
なんとその花が友人のプログに載っていた花の写真に瓜二つ、名前は「クコ」だと判明した!
3年越しでようやく名前が分かったこの花が、漢方にも使われるあのクコの花だったとは驚いた。 鉢に咲くクコを感慨ぶかく眺めたあと、今度は別の鉢に植わっていたこの蕎麦の花を眺めてみた。
いかにも華奢に見える蕎麦だが、どんな所でもけなげに育って花を付ける生命力の強い植物のようだ。 ふと裏庭を覗くと、狭い庭なのにこんなに生えていたのかととびっくりするほど辺りにはびこったツリフネソウが今盛りと花を咲かせていた。 すらりとしたシュウメイギクも次々と花を咲かせているのだが、どの顔もお隣さんの家の方を向いていていてなかなか写真を撮らせてくれないのだ。
今日は別嬪さんのこの花の横顔をフェンス際に体を寄せて撮ってみた。
何時だったか小枝を採取して鉢に挿し木しておいたのが今ちょうど花を咲かせている。
なんとその花が友人のプログに載っていた花の写真に瓜二つ、名前は「クコ」だと判明した!
3年越しでようやく名前が分かったこの花が、漢方にも使われるあのクコの花だったとは驚いた。 鉢に咲くクコを感慨ぶかく眺めたあと、今度は別の鉢に植わっていたこの蕎麦の花を眺めてみた。
いかにも華奢に見える蕎麦だが、どんな所でもけなげに育って花を付ける生命力の強い植物のようだ。 ふと裏庭を覗くと、狭い庭なのにこんなに生えていたのかととびっくりするほど辺りにはびこったツリフネソウが今盛りと花を咲かせていた。 すらりとしたシュウメイギクも次々と花を咲かせているのだが、どの顔もお隣さんの家の方を向いていていてなかなか写真を撮らせてくれないのだ。
今日は別嬪さんのこの花の横顔をフェンス際に体を寄せて撮ってみた。


