2007年2月12日月曜日

川村美術館の春

今日は昨日と打って変わってポカポカトした穏やかな天気になった。 こんな陽気なら年寄も出歩けるに違いないと、この時期毎年訪れる川村美術館の庭園に母親を連れて行くことにした。
我が家周辺ではもう咲き終わっているのだが、里山に囲まれたこの辺りは寒いのか、庭園に下る坂道の脇にはちょうど咲き出したロウバイが陽の光に輝いていた。
更に行くと、フクジュソウが目に入った。 何も無いこの時期、真っ先に咲き出す鮮やかな黄金色のこの花には何時も元気を貰うような気がする。
木漏れ日の射す林の中の道端のいつもの場所、見ると今年も可憐なユキワリソウが咲き出していた。
そういえばセツブンソウも咲いてるに違いない・・と何時もの場所に行ってみる。 すると探すまでも無く、あの清楚な花が見つかった。 あの星野や秩父の群落を思い出して懐かしさがこみ上げる。


この美術館の池でオシドリが観察されたとインターネットに出ていたのを思い出し、早速池の近くに行ってみる。
日向はポカポカと暖かかったが、 池の近くは思いのほか風が冷たかった。
噴水の波紋の中を白鳥が泳ぎ、対岸の日向で水鳥が日向ぼこをしている。 だが何処にもオシドリの姿は見えない。


今日は何処かに行って留守なのかなあ・・・と諦めかけたとき、樹陰の岸辺で小さな水鳥の泳ぐ姿。 
遠くてよく見えなかったがとりあえず望遠レンズで覗いてみると、これがなんとオシドリだ!
夢中でシャッターを押していたが、ふと岸辺にレンズを向けたとき、そこに何羽ものオシドリが群れているのが目に入った。
こんなに居るとはびっくり、そういえば何時も情報を送ってくれる方の写真の中に群れてるのがあったが、あれは此処のオシドリかも知れないなあ・・と思った。

2007年2月10日土曜日

我が家の庭の足早な春

一昨日、庭の梅の樹が2輪の花を付けているのを見つけたばかりなのに、このところの暖かさで一気に咲き出して今日見たらもう10輪以上咲いていた。
このまま行くと、数年前のように駆け足で春が行ってしまわないかと気が気でない。

隣の斑椿は・・と見てみると、こっちももう咲き始めている! 
何処よりも遅い我が家の庭の花達だが、咲くのが今年は異常に早い。
ボケはどうかと覗いてみると、今にも咲きそうなほど蕾が大きく脹らんでいた。
年が明けてからも真っ赤に紅葉した葉を落とさずにいた隣のブルーベーリーを見てみると、こちらも花芽が大きく脹らんでいる。
  こう暖かいと、休む間もなくけなげに生命の営みを続けなければならぬらしい。
冬と言うのに次第に葉を茂らせてきたクリスマスローズ、葉の陰を覗いてみると既に大きな蕾が育っていた。

2007年2月8日木曜日

今日も昼間はポカポカした陽気になって、 例年、この辺りで一番遅く咲き出す庭の梅が2輪咲いた。 こんな陽気だと宗吾霊堂の梅はもうだいぶ咲いているに違いないと、このところ何処にも連れて行ってなかった母親を誘って見に行くことにした。
つい先日、節分で混みあった境内はいつもの静けさに戻っている。 門前の土産屋は開店休業のように人気が無い。
俳句の吟行でしばしばここを訪れたという母親が、昔を思い出すようにゆっくり補助カートを押して行く。
門を入った本堂脇に紅梅が綺麗に咲いていた。
近くに行って見上げてみると、 もうだいぶ咲き揃っている!
お堂の裏手に回って行くと、白梅が目に入った。 もうこんなに咲いているとは!・・とちょっとびっくり。 
今年はほんとに暖かいのだ!
桜の花のような華やかさは無い梅の花、待ち遠しい春の光を控えめに伝えてくれてれるのがなんとも嬉しい。

2007年2月5日月曜日

珍鳥発見!?

今日の日中はほんとに暖かくなった。 こんな陽気ではいろんな花が一斉に咲き出すのでは・・・と気になりだして、又ウォーキングがてら近くの谷津田に行ってみた。
この辺りでは真っ先に咲き揃う山裾のお寺の紅梅を見に行くと、予想通りもう既に見事な満開を迎えていた。
いつもは遅いその奥の白梅は・・と見てみると、 こちらも既にだいぶ咲き揃っているではないか! こんなに暖かくてほんとに良いのだろうか・・と心配になる。



谷津田の畦道を歩いていると汗が出てきた。 対応が間に合わず冬支度で歩いているとは言え、未だ2月が始まったばかりだというのに汗をかくとは想定外だ。
畦のオオイヌノフグリも、すでに全盛期を思わせるように咲き誇っている。





田を起こす人の姿もちらほら見える谷津田を行く。 
気配を察したのか、行く手の田圃から鳥の群れが飛び立って里山の樹木の中に消えた。 何の鳥だろう・・と鳥の消えた林に目を凝らすが遠くて良く分からない。
大きな杉の樹の中にうごめく影に気がついて望遠レンズで覗いてみると、それは今まで見たこと無い鳥だった。 大きさはムクドリ位はありそうだが姿形はツグミに似ている。 でも色や模様が全く違うのだ!

後で図鑑を調べてみると、お腹の模様が多少違うが「ウタツグミ」と言う鳥に似ているような気がした。 でもこの鳥、日本では迷ひ鳥として現れたのを観察した記録はあるが本来日本に飛来しないようである。 では一体何だろう・・・。 何れにしても珍しい鳥には違いない!と嬉しくなる。
(2月7日、日本野鳥の会のHPを覗いていたら、出ていた「ビンズイ」の写真がこれに良く似ていることに気がついた。 改めて図鑑を見てみると背中の色の濃さが違うが模様は確かにビンズイにそっくり。 その上、「冬は群れになる」とか「・・尾をよく縦に振る」との記述を見て、そういえばセキレイのようによく尾を振る鳥だったことを思い出した。 これは間違いなく初対面の「ビンズイ」だろう)
珍しい鳥を見た余韻に浸りながら帰路に着いた。
歩いていると、田圃から枯れ芦の中に逃げ込む鳥が目に入った。 カシラダカだろうなあ・・と思いながら芦の茂みを覗いてみると、その鳥はアオジだった。

暖かいとは言え未だ田園は冬鳥の季節のようだった。

2007年2月3日土曜日

久しぶりの対面

里山の縁の小径を行くと何やら賑やかな人の声が聞こえてきた。 見ると田圃脇の畑におばあさんが4人腰をかがめて農作業をしている。 農作業といっても小さく区画された畑は家庭菜園にちがいない。
ふと、一角に植わった梅ノ木でお腹の赤い鳥が飛び回っているのが目に入った。
蕾が脹らみ始めた梅の枝の中を透かして見ると、なんとそれはジョウビタキではないか! 畑で作業する人がいるすぐ近くに平気でいるとはちょっとびっくり。 4m位まで近寄ってシャッターを押していたがその内電池切れ! もう駄目かも・・と思いながら急いで電池を交換している間もこの鳥は梅ノ木の中を動き回っていた。
交換が終わってカメラを構えたた途端、遂にファインダーから姿を消していた。
探してみると、なんと作業しているおばあさんの近くの地面に降りている。 随分人懐っこい鳥だなあ・・とあっけにとられていたら又隣の梅ノ木に飛んできた。 今度は上手い具合に枝のない場所、これは絶好のチャンス!とばかりシャッターを押し続けたのだった。
それにしても、こんなことは滅多にあることじゃないのでびっくりするやら嬉しいやら。