2007年1月13日土曜日

嬉しい出会い

今朝は一転、又素晴らしい天気が戻っていた。 いい天気なのに野山に見るべき花もないしどうしよう・・・と思っていたら、葉っぱを引っかくとその後が黒く浮き出て文字を書くことが出来る「タラヨウ」という別名「ハガキの木」という樹を見に行きたいと奥方が言い出した。 日本では静岡以西にしか自生しないこの樹だが、調べたら昔から神社やお寺に植えられているのだという。 そしてその樹が近くの町の神社に植わっていることを突き止め行ってみることにした。
利根川近くの鬱蒼と樹木が茂った丘陵にある一之宮神社の境内には直径1.5m近い巨大な杉の木があり、15m以上はありそうな「タラヨウ」も社殿の脇に立っていた。 根元に落ちている15cm近い厚ぼったい葉を拾い、文字を書いてみると確かに黒く浮き出てきた。
静かな境内を歩いていると、樹木の間を小鳥たちが盛んに声を上げながら飛びまわり、ヤマガラが木の実をついばんでいた。

ただそれだけのことだったが、ちょっと珍しいものを見た満足感に浸ってそこを後にした。帰り道、房総風土記の丘の坂田が池に立ち寄ってみた。 もしかしてあの「ミコアイサ」というパンダガモが来てないか見たかったからである。池のほとりを歩いてみたが未だあのカモは見当たらない。 その時、池の縁の芦の茂みで鳥の地鳴きが聞こえ、 芦がカサコソと音がして小さな小鳥が姿を現した。
なんとそれは「ウグイス」だった。 水辺の芦の中にウグイスがいるなんて・・・と思ったがまぎれも無くウグイス。 声だけは身近な鳥なのに、姿を見てカメラの収めたのはこれが初めて、今日はほんとについている!
駐車場に戻りかけたとき、今度は山側の梅の植え込みに小さな鳥が飛んできたのが目に入った。 あまり見たことがない可愛い小鳥だ。 望遠レンズで覗いてみると目の周りがメジロのように白い。 メジロかなあ・・とも思ったが顔つきも色もやっぱりメジロじゃなさそうだ。
もっとよく見て見たいと思っていたらふっとファインダーから見えなくなった。 探したら、又別の梅ノ木に止まっていた。よく見ると尾が青い色をしている。 これはきっと「ルリビタキ」の♀に違いない! この鳥もこれまで出会った事がない初対面だ。

2007年1月12日金曜日

芦原の主

昨日の午前中までは勿体ないような青空だったが、胃検診の結果を聞くのに朝から病院に釘付けにされてしまって開放されたのは午後二時過ぎ、そのころから雲が広がってきて今日もあいにくの天気になってしまった。 
うすら寒かったが小鳥でも見てこようと、雲の合間から薄日が射し出した頃合を見計らって干拓田の芦原に行ってみた。
今芦原は冬鳥の天下、早速姿を見せたのはカシラダカだった。






鳥がさえずる声がするのに、気配を察すると直ぐに芦の茂みに姿を隠してしまってなかなか姿を確認できない。
ゆっくりと芦原に目を凝らしながら行くと、今度は綺麗な色の鳥が目に入った。 見るとそれはモズだった。




行く手の芦原には盛んに小鳥が飛び交っている。 羽の色や模様を見るとカワラヒワのようだが、カメラを構える間もなく芦の茂みに身を隠してしまいなかなか撮らせてくれない。
ようやく茂みの中のカワラヒワを見つけてシャッターを押したのがこの写真。
 
それにしても芦の茂みの鳥撮りはピント合わせが難しい。 撮った写真の殆どはピンボケだったのだから。

2007年1月10日水曜日

暖冬

今日も風もなく真冬とは思えないような穏やかな日和、昨日出会えなかったカワセミに会えるかも・・・と又町外れの用水へウォーキングがてら行ってみた。 がやっぱり今日もカワセミの姿はない。 
それでもあの可愛いエナガは今日も桜の枝の間を飛び回っている。
スズメのような鳥が人の気配を悟って対岸に逃げた。 みるとその小鳥はアオジだった。
カワセミをあきらめて田圃の周辺を散策していると、枯れ草の茂った土手の上にノイバラの赤い実が目に入った。
笹薮に絡まったヘクソカズラの実も冬の陽光に光っていた。
セイタカアワダチソウの綿毛が毛皮のコートのように暖かそうに見える。
歩いていると道端に未だセイタカアワダチソウが咲いている! 
こんな時期に未だ咲いてるとは・・・、 今年はやっぱり暖冬だ。

2007年1月9日火曜日

柳の下のドジョウ

昨日カワセミの飛ぶ姿を見た用水路に二匹目のドジョウを求めて今日又行ってみることにした。 住宅街の外れを里山から浸み出た水を集めて流れる用水路は、田圃が休んでいるこの時期が一番澄んでいて、 カワセミも一番小魚を捕りやすい時期。 出会う確立も高いに違いないと期待しつつ川上に行ってみると、この寒いのにザリガニでも獲っているのか小学生くらいの3人の児が川の中ではしゃいでいる。
川沿いの桜並木を川下に向って歩いていると、昨日と同じようにシジュウカラが飛び回っている。
枝にとまったので望遠レンズで覗いてみたらメジロだった。 メジロまで一緒だったとは驚いた。
重いカメラを構えながらちょこまかと桜の樹の枝の中を動き回る小鳥を追っているとその内腕がだるくなる。一息入れて待っていると、近くの枝に別の鳥が飛んできた。 今度はシジュウカラだった。
入れ替わり立ち代り飛んでくる鳥は少しもじっとしてくれない。 やっとのことでシャッターを押したらそれは昨日初めて出会ったエナガだった。 まるまっちくて可愛いこの小さな鳥、だんだん好きになってきた。
しばらくこのエナガをレンズで追いかけてみることにした。 ちょこまか動き回っていたがようやく見やすい場所にとまったところを連写。 ほんとに表情が可愛い!
連写した中の一枚がまるでぬいぐるみで出来たように見える。 こんな鳥が身近にいたとは嬉しい限り。

ひとしきりエナガと遊んだ後、再びカワセミを探して川下へと向ったが、やっぱり柳の下に二匹目のドジョウは居なかった。

2007年1月8日月曜日

新春の田園散策

今日は快晴、強い北風も幾分おさまってきたので印旛沼干拓田の方まで歩いてみることにした。
町外れの屋並を抜けて谷津田に下る。
田圃の畦は未だ枯れ草の世界だが、よくみると、日溜りにはオオイヌノフグリが星をちりばめたように咲いている。 この花、秋口から目にするようになるが、やっぱり初春の花、この時期に出会うのが一番嬉しい。
ホトケノザもだいぶ背丈を伸ばして咲いていた。
草花にはそれぞれ固有の季節感があるからだろうか、鳴子のような種を一杯つけたナズナも、この時期に見るのが一番のような気がする。 違う時期に出会っても感動が湧かないから不思議である。
谷津田を抜けて広々とした干拓田に出る。 今日は空気が澄んでいて、遠く筑波山が見えていた。





昼近くになってきて用水路沿いに家路に戻ることにした。 去年一度も出会えなかったカワセミに出会うことを期待して・・・。 歩いているとあの瑠璃色の羽を輝かせて用水路の上流に飛んで行くカワセミの姿が!
もうどこかへ行ってしまったのか・・と思っていたこの鳥の姿を目にして嬉しくなり、すぐその後を追ってみたが見つけられなかった。
未だ居ると分かっただけでもよしとするか・・と思ったとき、近くの桜の木に数羽のシジュウカラが飛び回っていた。 その中にちょっと色の異なる鳥がいる。 それは初対面のエナガだった。