今日は定期健診でエコーやCTを受ける奥方を日赤病院に送迎する間、今年の夏の異常気象のお陰でこの時期の野山の草花に会いたい気持ちが高ぶっていたので房総風土記の丘の里山に行ってみることにした。
時折散歩する人の姿を見かける程度の月曜日の比較的爽やかな園内は静かなもの。
既に8月も末になっているので逢いたかったキツネノカミソリの姿は何処にも無かったが、未だ咲き残った草花やこれからの季節の花に出逢うことが出来、光量の少ない樹林での撮影用に用意していたF1.4の広角レンズで撮ってみた。
最初に出逢ったのは早くも咲き出したこのツルボ!
んな薄暗い里山でも好きなツユクサが咲いていたので撮ってみた。
我が家の庭にもはびこるこの花はさすがに雑草しぶとい限り。
日向に白い花が見えたのは何とセンニンソウだった!
そういえば荒れ地にこの花が咲く時期だった・・と思いだす。
キンミズヒキも咲いている!
これはコバギボウシ!
花の跡ばかりでもう終わったのかなあ?と思ってたら、やっと見つけたアキノタムラソウ!
もう咲いていてビックリのワレモコウ!
今年は夏の花を見損なって既に秋を感じる季節になってしまった。
ツリガネニンジンも咲いている!
そしてヤマハギだ!
背の高いキク科の花に蝉の抜け殻発見!
この花、見たことが無いように思うがゴマナかな?
季節の花ヤブランが咲いていた!
花の形はランの仲間とは思えないが?・・といつも思っていたのだが、やっぱりユリ科のヤブラン属の花だった。
久しぶりの申し訳程度の里山散歩だったが、 忘れかけていた山野草に逢えた嬉しさと、いつもなら暗い林の中で感度を上げてマクロレンズを使うのを、 F1.4の広角レンズを開放で撮った写真の何とも言えぬ感触に酔いしれたひと時だった。
(カメラ:X-T2)
(レンズ:XF16mmF1.4 R WR)