冬の寒さが戻って開花したっきり立ち止まっていたソメイヨシノが一気に咲き揃いそうなポカポカ陽気になるだろう・・・と天気予報で言っていたこの日、 ソメイヨシノが咲き揃う前に見ごろを迎える山武市・長光寺の枝垂れ桜の老木のことを思い出した。
樹齢約300年の山武市指定文化財・天然記念物の「ウバヒガンしだれ桜」は一時かなり花の数が少なくなって老け込んでいたのだが、ここ数年再び元気を取り戻して綺麗に咲かせているので毎年この時期の楽しみになっている。
朝食を済ませ、朝ドラの「あさが来た」を見終わって奥方と二人で向かった長光寺の門前は、未だ見物客も少なく静かなもの。
屋台の準備も未だ始まっていなかった。
山門内を覗くとあの老木が朝日に照らされてピンクに輝いていたので嬉しくなる!
参道の朝日が射しこむ杉木立も清々しい!
本堂の前に立って節くれだった老木を眺める。懸命に花を咲かせている姿に感動!
こうして見上げてみると結構花を付けている!
自然の脅威に耐え抜いてきた枝ぶりも良い!
この場所から眺めると迫力満点!
毎年のように撮っているビューポイントだ。
朝日を背に受けて順光で撮ったこの写真が一番花の色が際立っていた。
逆光だと太い幹のシルエットのために小さな桜の花は霞んでしまう。
次世代を担う左の樹も大きく成長していて頼もしい!
老木の元気な姿に満足してようやくごった返してきたこのお寺を後にした。
次に向かったのは千葉市の泉自然公園、多分カタクリが見ごろを迎えているはずだから。
(カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:EF24-70mm F4L IS USM)