2016年1月9日土曜日

九十九里、作田川河口の水鳥

暖かくて穏やかな陽気に誘われて、今日は九十九里浜片貝漁港に行ってみた。

しばしば釣りに来ていたこともあり、海を見たくなると先ず思い出すのがここの海だが、今日は600mmズームレンズで水鳥を撮りたくなったのだ。

漁港脇の川幅90m近い作田川河口に着くや川面を見渡すと、100m位上流から200m位下流の河口にかけて数えきれないほどの水鳥が浮かんでいた。
早速カメラを取り出して最初に撮ったのは2-30m先に現れた このカンムリカイツブリ

7-80m先に浮かんでいるのは何だろう?・・とレンズを向けてみると、それは頭の茶色いホシハジロと頭が黒くて脇が白いキンクロハジロだった。

河口の方にレンズを向けるとカワウやいろんな種類のカモメが見える!

しかしどういうわけか鳥たちは対岸近くに群れていて一番近くても60m位。 その一番近い所に浮かんでいる鳥にレンズを向けてみるとそれはユリカモメだった!

それでもなかなか大きく撮ることが出来ないので、念のために持参していた2倍のテレコンバータを装着。 これだとAFは利かないが300-1200mmになり、35mm換算だと480-1,920mm相当だから期待できる。

早速手ぶれしないよう岸辺の杭にカメラを載せて最初に撮ったのがこのカモメ
カモメは種類が多いのでとっさには判断付かなかったが後で図鑑を見たらこれが本来のカモメのようだった。

これはウミネコのようだ! 

ふと、十数メートルの所に鳩くらいの大きさの鳥がいることに気が付いた。 着けている超望遠レンズでは無理かな~・・と覗いてみると、画面いっぱいに何とか収まったその鳥はこのハマシギ
名前は後で図鑑で分かったのだが日本の海辺ではよく見られる鳥だそうだ。

遠くで並んで羽を乾かすカワウの姿!

その時、おびただしい数のカモメを連れた漁船が600m彼方の港に入って来るのが見えたので早速カメラを向け、1920mm相当で撮ったのがこの写真! 
600m彼方でもしっかり撮れていたのでご満悦だった。

ちょうど昼時となったので片貝漁港に出来た海の駅に行き、この船盛定食に舌鼓。
これがなんと千円だからことさら美味かった!(iPhoneで撮影)

(カメラ:EOS Kiss X7)
(レンズ:SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)