今日からいよいよ11月、風も穏やかな秋晴の良い天気だったので家に籠っていては勿体ないと、秋色に染まり始めた風景を求めて辺りの散策に出かけた。
というのも、「酒々井里山フォーラム」というボランティアグループの活動で、谷津にある荒れ果てた雑木林や竹林や耕作放棄地を刈り払い、歩きやすく整備した自然豊かな散策路、「発見の路」の紹介が地域の情報誌に出ていたからだ。
というわけで、造り酒屋「飯沼本家」の近くに車を停め、
南酒々井駅交差点傍の散策路入り口目指して歩き出した。
やがて交差点近くに来てみると、
何時の間にこんな立派な道になったんだ?!・・と思わず感嘆。
軽自動車がすれ違うのがやっとのような小道だったのだから驚いた。
これがその入り口!
散策路はこんなスギ林を抜けて谷津に導いてくれた。
降り立った谷津。 昔はここも田圃だったに違いない。
雑木林の中の谷津は静寂そのもの!
竹林の中の散策路。 この路を造った皆さんには頭が下がる思いがする。
開けた場所に出た瞬間、目の前の木の枝にフクロウの後ろ姿!
急いで200mmズームレンズに着け替えてアップで撮ったのがこの写真!
顔が見たいと忍び足で回り込もうとした瞬間、気配を察してフクロウは飛び去ってしまった。
ここには桜並木もあって春が楽しみ。
樹にからまる色付いたツタ!
竹に絡まるツタも綺麗!
約0.8kmの「発見の路」を出るとこのゴンズイが待っていた。
谷津からの上り坂の道端ではこのヤブミョウガに遭遇!
農家の屋根が秋の陽光に光っていた。
人工的な公園には無い自然のままの散策路はどこか懐かしく、未だ紅葉には少し間がある里山の秋の静けさや思わぬ鳥との出会いを堪能した散歩だった。
竹が茂り放題に茂り、雑木が藪となっていた里山をこんな風に綺麗に整備して貰えるとほんとに有難い。
昔のように人の営みの中にあった里山は、今は誰も関与しなくなって荒れ放題。
このような活動で継続的な管理が出来れは良いのだが・・・。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)