暑いからと言って家に閉じ籠ってばかりいては良くないと、 この日も太東海浜植物群落地のスカシユリを見に行くことにした。
そこはスカシユリの南限地、大正9年7月に日本で最初の国指定天然記念物に指定された場所だ。
ここを最後に訪れたのは2007年7月24日だから8年も前と言うことになる。 随分久しぶりだ!
今日も日焼け止めを塗り、九十九里浜の南端を経て太東崎へと向かった。
1時間くらい経って海辺を走るようになる頃、又霞みが掛かったようになって外気温が29℃近くに下がってきた。
やがてたどり着いた太東海水浴場!
今日は波も静かでどこかのんびりした雰囲気!
隣の太東漁港ものどかな雰囲気!
しばしの休息の後、少し先の太東海浜植物群落地へ向かった。
太東崎の海原は今日も海霧に霞んでいた。
早速海浜植物群落地を覗いて見ると、
咲いてる咲いてる! スカシユリが今見頃になっている!
良い時に来たようだ!
花弁の付け根に隙間があるこの花の形は紛れもなくスカシユリ!
遠くに太東崎灯台も見える! 波の浸食が激しく、この灯台は昭和47年(1972)に100m内陸に移設されたのだという。
この海浜植物群落も昔はもっと広かったのが、浸食が激しくて狭くなってしまったらしい。
こんな姿が何時までも見れるよう祈りたい!
昔、北海道の原野で初めて目にしたこの花に、千葉の海辺で思いもよらず出会った時の感動は忘れられない思い出になっている。
今日は暑いのに思い切って出かけてきた甲斐があった。 久しぶりに満たされた気分!
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
2015年7月29日水曜日
2015年7月27日月曜日
矢指ケ浦海水浴場の「砂像」
連日暑い日が続いている。 こう暑いと外に出る気が全く起こらないので毎日グータラしていて運動不足や自律神経失調症になるのでは・・・と心配になってきた。
そんな時、旭市の九十九里浜にある矢指ケ浦海水浴場で各種団体の「砂像」の労作を展示中という記事を見かけ、 良い機会だから暑いけど思い切って行ってみることにした。
日焼けすると熱を出す体質なので日焼け止めを塗って家を出ると、車外の気温は既に34℃の猛暑!
海浜の直射日光は刺すように痛いかもしれないがその時は車に逃げ込めば良いか・・・と思いつつ海水浴客で賑わう九十九里浜の蓮沼海岸に差し掛かると、急に霧が立ち込めて辺りが霞んで見えるようになった。
外気温を見るとなんと28℃と低くなっていてびっくり! ちょっと前まで晴天だったので天気が急変したとも思えないし、この霧は何だろう?・・・と思っていたら霧が海から流れてきていることに気が付いた。
これが「海霧」ってやつか!・・・と初めての体験に感嘆。
それにしても内陸で34℃もあるのに海岸では28℃とは羨ましい! 夏は何時でもこうならこっちに住みたいなあ・・・と思ってしまう。
やがて矢指ケ浦海水浴に到着。 車を停めて外に出ると意外なほど暑くない! 霧が直射日光を和らげてくれているのだ。
でもさすがに砂は熱く、思わず「アチチ!」と叫びながら防波堤の方に行ってみた。。
防波堤が霞んで見える!
これまで経験したことのない「海霧」!霧のお蔭で直射日光がさほど痛くない!
「砂像」展示場がかすんで見える!
近くに行ってみると展示場に並んだ「砂像」が大きいので感嘆!
これは子供たちの作品のようだ。
オリンピックをテーマにした作品や
こんな手の込んだ大作もある!
これは綺麗! 白鳥を抱きしめているようだ。
これはムーミンだ!
これはキングコングだ!
それにしてもこれは根気のいる作業だろうなあ・・・と初めて目にする「砂像」に感嘆してしまった。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
そんな時、旭市の九十九里浜にある矢指ケ浦海水浴場で各種団体の「砂像」の労作を展示中という記事を見かけ、 良い機会だから暑いけど思い切って行ってみることにした。
日焼けすると熱を出す体質なので日焼け止めを塗って家を出ると、車外の気温は既に34℃の猛暑!
海浜の直射日光は刺すように痛いかもしれないがその時は車に逃げ込めば良いか・・・と思いつつ海水浴客で賑わう九十九里浜の蓮沼海岸に差し掛かると、急に霧が立ち込めて辺りが霞んで見えるようになった。
外気温を見るとなんと28℃と低くなっていてびっくり! ちょっと前まで晴天だったので天気が急変したとも思えないし、この霧は何だろう?・・・と思っていたら霧が海から流れてきていることに気が付いた。
これが「海霧」ってやつか!・・・と初めての体験に感嘆。
それにしても内陸で34℃もあるのに海岸では28℃とは羨ましい! 夏は何時でもこうならこっちに住みたいなあ・・・と思ってしまう。
やがて矢指ケ浦海水浴に到着。 車を停めて外に出ると意外なほど暑くない! 霧が直射日光を和らげてくれているのだ。
でもさすがに砂は熱く、思わず「アチチ!」と叫びながら防波堤の方に行ってみた。。
防波堤が霞んで見える!
これまで経験したことのない「海霧」!霧のお蔭で直射日光がさほど痛くない!
「砂像」展示場がかすんで見える!
近くに行ってみると展示場に並んだ「砂像」が大きいので感嘆!
これは子供たちの作品のようだ。
オリンピックをテーマにした作品や
こんな手の込んだ大作もある!
これは綺麗! 白鳥を抱きしめているようだ。
これはムーミンだ!
これはキングコングだ!
それにしてもこれは根気のいる作業だろうなあ・・・と初めて目にする「砂像」に感嘆してしまった。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
2015年7月13日月曜日
乗鞍岳と上高地!
昨晩は飛騨高山の古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区)や高山陣屋(国指定史跡)を見物しがてらレストランで夕食を摂った後駅前のワシントンホテルに宿泊、目が覚めると今朝もなかなかの上天気になっていた。
朝8時、バスは乗鞍岳に向かって昨日来た道を遡って行った。
昔から頂上近くまでバスが通っていたこともあり、登ってみたい山のリストに入れてなかった乗鞍岳だが、日本離れした山容と広大なお花畑は一度は見てみたいと思い続けていた。
車窓の雲が掛かって頂きが見えない山の姿を気にしていると、やがて樹林帯を抜け視界が開け、這松に覆われたなだらかな山容の乗鞍岳の峰々が見えてきた。
初めて見る乗鞍岳は厳しい山容の山岳が多い日本としては珍しく、こんなにゆったりとのどかな雰囲気の山だったんだ!・・・と感嘆。
やがて畳平のバスターミナルに到着。
ウインドヤッケを着込んで所々に残雪が見える標高2700mの車外に出ると、外はのどかな雰囲気とは裏腹に、冷たい強風が吹きつけて陰ってガスったりすると思わず首をすくめるほどの寒さ!
この寒さだし、山に登る体力も元気も無いし、与えられた約2時間の自由時間をどうしようかと家内と相談した結果、この下のお花畑を散策することになった。
お花畑に下り始めるとすぐさま目に入った懐かしい花! ・・・だが名が出てこない!
添乗員に貰ったパンフレットを見てこれがミヤマキンバイで
これがハクサンイチゲだったことを思い出した!
昔はこれ等の高山植物を見ればすぐさま名前が出てきたのに、今はしばし考え込んでも出てこないからもどかしい。
山の上の方にドームが見える! 乗鞍岳のコロナ観測所だ。
お花畑から見上げたスイス風のバスターミナルの建物。
このお花畑はカール状になっている。 きっと氷河期の痕跡に違いない。
ヨツバシオガマだ! この花は覚えていた。
これはクロユリ!
このお花畑にはこの花が結構多い!
これはコイワカガミ!
これはショウジョウバカマ!
お花畑を一周して懐かしんでいたのだが、この辺りから何だか気分が悪くなってきた。 生あくびも出る。
これは昔何度も経験したことがある高山病だと直感。
若いころはそれでもがむしゃらに歩いたものだが、歳だから歩くのはやめてバスターミナルで休むことにした。
乗鞍岳を下ってバスは上高地へ。 いつの間にか高山病は治っていた。
50年くらい前に2度ほど訪れたことがあるが当時と違うと思ったのは立派になったアクセス道路と池中の枯れ木があまり目立たなくなった大正池。
昔の雰囲気があまり残っていない大正池を樹間に見ながら上高地バスターミナルへ着くと、すぐさま森の中を奥方の一番のお目当て、上高地帝国ホテルへと向かった。
森の中はこのカラマツソウの花盛り!
先ずは腹ごしらへに上高地帝国ホテル伝統の逸品ビーフカレーを堪能して散策開始!
道端のカラマツソウに感嘆しながら散策。
こんな赤いゲンノショーコも咲いていた。
穂高橋の上からの景観!
渓流沿いの散歩は心地よい!・・・と言いたいところだが日向は暑かった!
六百山に三本槍に霞沢岳等と、指さしながら歩くのも楽しい!
ウツボグサが咲いている!クガイソウも咲いている。ウエストンのレリーフ。 これは今回初めて訪れた。
こんな景色もこの辺りの名物
木の間越しに見える北アルプスの峰々にわくわく!
焼岳が見えた!
心地よい白樺並木!
見えてきた河童橋!
岳沢を囲んで連なる西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳の峰々がこんなに綺麗に見れるとはほんとに幸運!
この最後の河童橋に別れを告げて散策終了!
バスターミナルへ戻ってきた。
それにしても今回の旅はついてました。 3つの台風が発生して一時は諦めかけたのに、こんなに良い天気に恵まれるとは嬉しい限り。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
朝8時、バスは乗鞍岳に向かって昨日来た道を遡って行った。
昔から頂上近くまでバスが通っていたこともあり、登ってみたい山のリストに入れてなかった乗鞍岳だが、日本離れした山容と広大なお花畑は一度は見てみたいと思い続けていた。
車窓の雲が掛かって頂きが見えない山の姿を気にしていると、やがて樹林帯を抜け視界が開け、這松に覆われたなだらかな山容の乗鞍岳の峰々が見えてきた。
初めて見る乗鞍岳は厳しい山容の山岳が多い日本としては珍しく、こんなにゆったりとのどかな雰囲気の山だったんだ!・・・と感嘆。
やがて畳平のバスターミナルに到着。
ウインドヤッケを着込んで所々に残雪が見える標高2700mの車外に出ると、外はのどかな雰囲気とは裏腹に、冷たい強風が吹きつけて陰ってガスったりすると思わず首をすくめるほどの寒さ!
この寒さだし、山に登る体力も元気も無いし、与えられた約2時間の自由時間をどうしようかと家内と相談した結果、この下のお花畑を散策することになった。
お花畑に下り始めるとすぐさま目に入った懐かしい花! ・・・だが名が出てこない!
添乗員に貰ったパンフレットを見てこれがミヤマキンバイで
これがハクサンイチゲだったことを思い出した!
昔はこれ等の高山植物を見ればすぐさま名前が出てきたのに、今はしばし考え込んでも出てこないからもどかしい。
山の上の方にドームが見える! 乗鞍岳のコロナ観測所だ。
お花畑から見上げたスイス風のバスターミナルの建物。
このお花畑はカール状になっている。 きっと氷河期の痕跡に違いない。
ヨツバシオガマだ! この花は覚えていた。
これはクロユリ!
このお花畑にはこの花が結構多い!
これはコイワカガミ!
これはショウジョウバカマ!
お花畑を一周して懐かしんでいたのだが、この辺りから何だか気分が悪くなってきた。 生あくびも出る。
これは昔何度も経験したことがある高山病だと直感。
若いころはそれでもがむしゃらに歩いたものだが、歳だから歩くのはやめてバスターミナルで休むことにした。
乗鞍岳を下ってバスは上高地へ。 いつの間にか高山病は治っていた。
50年くらい前に2度ほど訪れたことがあるが当時と違うと思ったのは立派になったアクセス道路と池中の枯れ木があまり目立たなくなった大正池。
昔の雰囲気があまり残っていない大正池を樹間に見ながら上高地バスターミナルへ着くと、すぐさま森の中を奥方の一番のお目当て、上高地帝国ホテルへと向かった。
森の中はこのカラマツソウの花盛り!
先ずは腹ごしらへに上高地帝国ホテル伝統の逸品ビーフカレーを堪能して散策開始!
道端のカラマツソウに感嘆しながら散策。
こんな赤いゲンノショーコも咲いていた。
穂高橋の上からの景観!
渓流沿いの散歩は心地よい!・・・と言いたいところだが日向は暑かった!
六百山に三本槍に霞沢岳等と、指さしながら歩くのも楽しい!
ウツボグサが咲いている!クガイソウも咲いている。ウエストンのレリーフ。 これは今回初めて訪れた。
こんな景色もこの辺りの名物
木の間越しに見える北アルプスの峰々にわくわく!
焼岳が見えた!
心地よい白樺並木!
見えてきた河童橋!
岳沢を囲んで連なる西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳の峰々がこんなに綺麗に見れるとはほんとに幸運!
この最後の河童橋に別れを告げて散策終了!
バスターミナルへ戻ってきた。
それにしても今回の旅はついてました。 3つの台風が発生して一時は諦めかけたのに、こんなに良い天気に恵まれるとは嬉しい限り。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)