今年の春は曇りや雨の日が異常に多い! 農産物の生育にも影響し、被害が深刻とTVのニュースで言っていたが、花好きカメラ好きの爺にとってもこの天候は精神衛生上極めて良くない。
今朝は雨も上げって薄日が差す程度だったが、里山のウワミズザクラやチゴユリを見損なうといけないので見に行ってみることにした。
家を出て通りに出ると、先ず目に入ったのが
街路樹の根元に咲いていたこのナガミヒナゲシ!
これは綺麗!・・・と道端のハルジオンにもレンズを向けた。
道端を白く染めてるのは一体何?・・・と覗き込むと、このノヂシャの小さな花の群れだった!
街外れの坂道に差し掛かった時出会ったのはこんな真っ白なスミレやジロボウエンゴサク。
更にはこのホタルカズラまで咲いていた!
下に降りてゆくと水を張った田んぼに遭遇! この景色を見ると子供の頃住んでいた田舎を思い出し郷愁を覚える。
城山の北側、本佐倉城が昔は印旛沼の畔にあったことを忍ばせる風景だ。
この城山を上って行くと傍らの斜面に咲いているフデリンドウを見つけた!
更に行くと、ウワミズザクラの樹に出会った。もう既に満開だ!
この花は控えめで、遠くから見ると咲いているのかどうかよく分からない。 そこが奥ゆかしいと思うのだが・・・。
開花時期が短いのが玉に瑕。 うっかりすると見損なう年が結構多い。
しばらくウワミズザクラを眺めた後、こんなタケノコの生え出した城跡の竹林や林の中を往く。
向かったのはチゴユリの群生地。 我が家の庭でも咲いたということはもう遅い可能性もあるのだが、
チゴユリは未だ咲いていた! もう終盤のようで萎れかけたのもある。
比較的きれいなのをアップで撮る!*
ここの花は下向きではなくて撮りやすいので助かる!*
目的を達したので道端の草花を眺めながら帰途に就いた。
出会った草花はキランソウ*
ツルカノコソウ*
ウラシマソウ*
カキドオシ*
シャガ*
何故か? 田んぼの畔のチューリップ!*
田んぼの畔のナガミヒナゲシ*
こちらはクサノオウ*
ニリンソウの群落!*
タニギキョウ*
ヤブニンジン等、*
天気は今一冴えなかったけれどお馴染みの春の草花に逢えた、8000歩オーバーの楽しい散歩となりました。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、*印→FX55-200mm F3.5-4.8 RLM OIS)