2015年4月26日日曜日

名残を惜しむ庭の花達!

今日も暖かい初夏のような陽気、我が家の庭は春から初夏への衣替えが始まったかのように、いろんな花が春の名残を惜しむように咲き乱れている。

そんな花達を今日は400mmズームで撮ってみた。 狭い庭の雑然とした背景を出来るだけぼやかし、主役の花を引き立たさせたかったからである。

これは未だ咲き続けているミヤコワスレ

この暖かさで急に咲き出したのはこのシラー・カンパニュラタと呼んでいる花。

チョウジソウも急に咲き出していてびっくり!

ホウチャクソウや 

ミヤマオダマキも、いつの間にか咲いていた! 

シラー・ペルヴィアナ(和名をオオツルボというらしい)も咲き出していた!

スズランもだいぶ咲き揃ってきている。エビネランも、この暖かさで目が覚めたように咲き出した。

これは門扉脇で咲いているタツナミソウ! こんな所でも逞しく根を張って花を咲かせているとは!・・・と、ちょっと感動。

今回は思い立って400mmズームで撮ってみたが35mm換算だと640mm相当、絞りを開放で撮ったので背景を思い通りにぼやかせたと思うのだが、久しぶりに2.3㎏近いカメラとレンズを持ってみて認識を新たにしたのは「このカメラ、こんなに重かったのか!」・・・ということだった。
(カメラ:EOS 7D)
(レンズ:EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM)

2015年4月24日金曜日

酒々井総合公園散歩での出逢い!

昨日今日と、日中は歩くと暑くて汗ばむくらいの陽気、庭のつつじが一斉に咲き出し、スズランが今にも咲きそうに並んだ蕾が大きく膨らんできた。
こんな陽気だと何か初夏の花が咲き出しているかも・・・と各種スポーツのグランドがある町の総合公園に散歩に行ってみた。

総合公園入り口のつつじが咲き出した!*

総合公園周辺の里山の新緑がなんとも綺麗!*

グランドのある谷間に降りると、このハナミズキが迎えてくれた。

道端のハルジオンの花にやってきたシジミチョウ!  

米粒のように小さなキュウリグサの花が道端のあちこちに咲いている! 

他に何か咲いてないかなあ・・・とグランド沿いの乾燥した道端に目を凝らしながら歩いていたら、これまた米粒のように小さな白い花を見つけた。ついぞ見かけぬ花だがこれは一体何の花? ・・・と後で調べてみたが分からない。 比較的似てるのにキクムグラというのがあったが果たしてどうだろう。 
(この花、ヨーロッパ原産のハナヤエムグラのようだと知人が教えてくれた。 調べたら確かに特徴がよく似ていたので間違いなさそうだ)

更に気を付けて辺りを見回していたら又見知らぬ小さな花!この可愛い花は一体何者だ? 見当もつかない。 

辺りを見回すとこの花があちこちで地べたに張り付くように咲いていた!

地面から出た10cm弱の茎に小さな葉と変わった形の花を付けている。 これに似た花すら今まで見たこともないので調べようがない。 不思議な花もあるもんだ!・・・と感嘆。
後日問い合わせていた知人から「あれは”ヒメハギ”と分かった!・・と嬉しい知らせがあった。 図鑑を見たら出ていた写真は似て無かったが、ネットで検索したら間違いなくヒメハギだった。

一方これはお馴染みのカラスノエンドウ! この花を見るとほっとする。*

これはコメツブツメクサ! ほんの数ミリの黄色い花を沢山付けてたこの草はあちこちでよく見かける。* 

戻りかけた時、山際に咲く一群れの花が目に入った。ムラサキサギゴケかな?・・・と思ったが、場所がらを考えるとトキワハゼかもしれない。*

これはたぶんトキワハゼだろう・・・ということにした。*

今日は久しぶりに名前が分からない花に出会った。  何とか知りたいのだがどうしょうもない。 そのうち何んかの機会に分かるかも・・・と期待しよう。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS & No.5クローズアップレンズ、*印→XF60mm F2.4 R Macro)

2015年4月22日水曜日

本佐倉城址の散歩!

今年の春は曇りや雨の日が異常に多い! 農産物の生育にも影響し、被害が深刻とTVのニュースで言っていたが、花好きカメラ好きの爺にとってもこの天候は精神衛生上極めて良くない。

今朝は雨も上げって薄日が差す程度だったが、里山のウワミズザクラチゴユリを見損なうといけないので見に行ってみることにした。

家を出て通りに出ると、先ず目に入ったのが 街路樹の根元に咲いていたこのナガミヒナゲシ

これは綺麗!・・・と道端のハルジオンにもレンズを向けた。

道端を白く染めてるのは一体何?・・・と覗き込むと、このノヂシャの小さな花の群れだった!

街外れの坂道に差し掛かった時出会ったのはこんな真っ白なスミレジロボウエンゴサク。 

更にはこのホタルカズラまで咲いていた!  

下に降りてゆくと水を張った田んぼに遭遇! この景色を見ると子供の頃住んでいた田舎を思い出し郷愁を覚える。 

城山の北側、本佐倉城が昔は印旛沼の畔にあったことを忍ばせる風景だ。

この城山を上って行くと傍らの斜面に咲いているフデリンドウを見つけた!

更に行くと、ウワミズザクラの樹に出会った。もう既に満開だ!

この花は控えめで、遠くから見ると咲いているのかどうかよく分からない。 そこが奥ゆかしいと思うのだが・・・。

開花時期が短いのが玉に瑕。 うっかりすると見損なう年が結構多い。 

しばらくウワミズザクラを眺めた後、こんなタケノコの生え出した城跡の竹林や林の中を往く。

向かったのはチゴユリの群生地。 我が家の庭でも咲いたということはもう遅い可能性もあるのだが、 チゴユリは未だ咲いていた! もう終盤のようで萎れかけたのもある。

比較的きれいなのをアップで撮る!*

ここの花は下向きではなくて撮りやすいので助かる!*

目的を達したので道端の草花を眺めながら帰途に就いた。

出会った草花はキランソウ*

ツルカノコソウ*

ウラシマソウ*

カキドオシ*

シャガ*

何故か? 田んぼの畔のチューリップ!*

田んぼの畔のナガミヒナゲシ*

こちらはクサノオウ*

ニリンソウの群落!*

タニギキョウ*

ヤブニンジン等、*

天気は今一冴えなかったけれどお馴染みの春の草花に逢えた、8000歩オーバーの楽しい散歩となりました。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、*印→FX55-200mm F3.5-4.8 RLM OIS)

2015年4月17日金曜日

春第二幕の庭の花!

今年の我が家の庭にちょっとした異変が二つ。
 一つは、栃木の植木屋さんで買って植えていたヤシオツツジが去年遂に枯れて今年はあの可憐なピンクの花を見ることが出来なくなったのと、 もう一つはどうしたことかハナカイドウの樹に一つも花が付かなかったこと。
小さな庭を明るい春の色に染めてくれていた常連の花が無いのは寂しい限り。

それでもボケの花も椿の花も終わり、雑草が伸び始めた緑の庭にクルメツツジが咲き出して春の第二幕が始まっていた!

一気に咲き出したクルメツツジ!*

先月半ば過ぎから咲き出したこのニリンソウ、今一番の見ごろになっている。* 生命力旺盛な雑草にしてはなんとも可愛い。

このミヤコワスレも咲き揃ってきた!*

いつの間にかこのハナズオウも咲いている!*

狭い庭に足の踏み場無くこのハナニラが咲いている! 踏まれるたびに漂うニラの匂いが困るのだが・・・。*

これは窓際で大きくなりすぎて伐採したサンシュユの樹の切株の周りに咲き出したヒメウンナンカズラ!* 

片隅でひっそりタツナミソウも咲いていた!  

これは雑草のオニタビラコ。 雑草でも可愛いので抜かずに咲かせている。 

蕾が出てきてる!・・と嬉しくなったのはこのホウチャクソウ。 もちろんこれも雑草だ。 

 大きく茂ってきた葉の中に未だ咲き残るイカリソウを見つけた! 春第一幕の生き残りだ! 

我が家の庭にもようやくスミレの花が現れた! この色の濃いスミレの種類は分からぬが、今年はどういうわけか登場するのが遅かった。  

今度はあの臭いハナニラを踏んで裏庭に回ってみると、 いつの間にかアマドコロの林が出来ていた! 筆の穂先のような可愛い新芽を見損なったかなあ・・・*

と思ったら、出たばかりの新芽も未だあった!* 

ハナニラの中に混じってシラユキゲシが咲いていた。 この花、今頃咲くんだったけ?・・とびっくり。* 

おっフタリシズカが出てる!・・・とレンズを向けた。 
実はこの新芽の時期以外はあまり好きでない。 花が咲くころは名と裏腹に大きくなりすぎてケタタマシイ感じになるからだ。*

近くにチゴユリがいくつも芽を出していた。 見ると既に花を付けているのがある! でもの背丈10㎝位のてっぺんに下向きに咲いてる花では撮るのに一苦労。試行錯誤の末、この花を手鏡を持ち出して撮ったのがこの写真! 
この素朴で清純な花もホウチャクソウやアマドコロ等と同様大好きな雑草なのだ。

(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro、*印→XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)