このブログは思わぬ出来事のお蔭でそれどころではなくなってしまい、昨年の暮れから冬眠状態になっていたが、 多少落ち着きを取り戻りつつあるので忘れぬうちにこれまでの経過を記録しておこうと、PCの画面に向かって書き始めた次第。
事の発端は、昨年の暮れに東京に住む次男夫婦から「深刻なご近所トラブルの被害や嫌がらせが半年近く続き、その恐怖から孫たちが睡眠障害になってしまったので、恐怖心を解放させることと、エスカレートして孫たちへの危害が及ぶのを避けるため、今の家を引き払って新居が決まるまでしばらく実家に避難したい」という話が持ち上がったことによる。
このところ幼児を狙った怖いニュースが多いこともあり、放置するわけには行かないので、師走とはいえ急遽新年明けの引越しを目指して三回忌が終わったばかりの母が住んでいた二世帯住宅の遺品整理に没頭。
疲労困憊しながらも4トントラック一台分の不用品を業者に処理してもらい、大晦日にはがらんとした空間が出現、次男一家を待つだけにすることが出来てほっとしながら除夜の鐘の音を聴く。
そして1月4日、新年早々引越し荷物とともに孫たちがやって来た!
ところがその荷物が半端でなく、2台のトラックで山のような荷物がやって来たのにはビックリ!
4才と8才の女の子がいるとは言え、こんなに大量の荷物になるとは信じがたい気持ち。
運び込んだ引っ越し荷物のダンボールで一階の部屋も二階の部屋も中は身動きするのもままならぬ位埋まってしまい、生活できるようにするには1か月以上掛りそうな雰囲気!
息子夫婦が荷物の開梱と整理を続ける間は、急増した家事に追われたり、せがむ孫達のお相手をしたりして目が回るような忙しさ。 今までの老夫婦二人だけの静かな生活が一変、まさかこんなことになろうとは!・・・である。
「こんな日々が1ヶ月も続くのか・・・」と思わずため息が出てしまったが、孫たちの安全の為に覚悟を決めたことだから仕方がない。
引越しから10日間が過ぎた!
上の子は小学校、下の子は幼稚園に通い出し、ようやく子供部屋やキッチンや居間が使える程度に片付いて、我々老夫婦だけで過ごせる時間が多少持てるようにはなったのだが、自分の部屋もこっちの部屋も見境のない孫たちにとっては遊ぶスペースが増えただけ。
学校や幼稚園から帰ってくるなり、家中おもちゃやぬいぐるみを散乱させて じーちゃん! ばあちゃん!・・とはしゃぎ回っている孫たちが可愛くもあり、又なんとも恨めしい。