今日は一日ヒンヤリとした空気、半袖ではちょっと涼し過ぎる位の秋らしい陽気になった。
里山はいろいろ秋の草花が咲きだしている頃かも・・・と思いながら庭を眺めていたら、ミズヒキの姿が幾つか目に入った。
「そうだ、今日はあの小さな花を100mmマクロに中間リングを着け、倍率を上げて撮ってみよう!」と遊び心が湧いてきた。 レンズ単体だと最大1倍の倍率だが、最大1.4倍になる中間リングを着けるとどうなるかなあ・・とわくわくしながら庭に出る。
庭の片隅で何本か生えている中の一本のミズヒキに焦点を合わせてみと、小さな蟻が見える。
これは少し接近して撮った写真を切り抜いたもの。 体長5mm程度のこの蟻は図鑑で調べたらサムライアリというのにそっくりだ。
F10に絞って違う場所のミズヒキの枝先を接近して撮ってみたが、さすがに焦点が合うのはこのように小さな花一つがやっと。
これも切り抜き写真。 画素数の多いカメラは切り抜くのに持って来いだが、もっと全体をくっきり撮るには絞りを絞って三脚使うしかないかなあ・・・等と考え込む。
もう一つ別の枝で試してみる。
やっぱり花一つにピントを合わせるのがやっと。 欲張って倍率を稼げば被写界深度は稼げないのは当然と言えば当然だ。
一先ずミズヒキを撮るのはおしまいにして辺りを見回すと・・・・・
未だサクラタデが咲き続けている。 出来るだけ全体にピントが合うよう少し離れて撮ってみたが、ここにもあの小さな蟻が写っている!
直ぐ近くにこの赤いゲンノショウコも未だ咲いている!
かたわらに青い実、 これはマンリョウだ! 花を撮ったことはあるが、赤く熟す前のこの実を撮ったのは初めて!
これは先日咲いていることに気が付いたクコの花。 見ると小さな枝に幾つか花を付けていた。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ: EF100mm F2.8 マクロUSM + エクステンションチューブ EF25Ⅱ)