昨日、新聞を取りに出てみると朝日が射し込む玄関先の片隅で、数日前まで小さな黄色い蕾をいっぱい付けていて気になっていたコモチマンネングサが、きらめく星のような花を咲かせていた。
嬉しくなって早速カメラを持ち出しこの雑草の花にレンズを向ける。
どういう訳かこの雑草、何時からか午前中のわずかな時間しか陽が射さない湿った玄関脇のあちこちにこのようにはびこるようになった。
ちょっとした隙間にもびっしり。 好きな草なので草むしりでも抜かずにおいてある。
1cmにも満たないこの花、その凛とした姿がなかなか良い。
見慣れぬピンクの花が咲いていることに気が付いてよく見るとカタバミの仲間のようだ。
何時の間に生えたのか不思議に思って調べたら、これはブラジル原産の帰化植物でムラサキカタバミという繁殖力旺盛な花らしい。 そういえば近くの公園の草むらでも見た記憶がある。
今日は予報で雨と言っていたがそんな気配はしなかった。一体どうなってんだと思いながら椿の樹の根本を見ていたら八重のドクダミが咲きだしているのが目に入った。
早速カメラを持ち出して記念撮影。
何時みてもほんとに不思議な姿をしたドクダミだ!・・と感嘆してしまう。
普通のドクダミもシランの葉の陰でひっそりと咲いていた。 我が家では派手な八重の花に押されて一重の花は肩身が狭そう。
今にも咲きそうだったシモツケを見ると、なんともう咲きだしている! 毎度の事ながら季節の過ぎ行く早さに驚くばかり。
(カメラ : EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ : EF50mm F2.5 コンパクトマクロ)