2011年10月27日木曜日

干拓田は秋の色

今日は秋晴れの良い天気。 術後の眼の定期検診で14時までに日赤病院に行かねばならぬのだが、せっかくの良い天気だから秋の印旛沼干拓田を見てこよう・・とちょっと寄り道することにした。
実のところ、誘惑に負けて手に入れた軽くて高機能のコンデジ、FX-F650EXRの試し撮りをしたかったからである。 干拓田はセイタカアワダチソウの花盛り、どんな感じに写るのか・・とシャッターを切ってみた。 以下の画像はすべてRAWで記録、四隅にケラレも多かったが何とか現像と編集で仕上げた結果はまあまあ・・って感じか。
広々とした干拓田の中を流れる水路沿いの農道
秋のおだやかな陽光に照らされた川岸のセイタカアワダチソウが眩いばかり!
静まりかえる用水路
水路の北端をこのセイタカアワダチソウと・・・
このススキが競い合うように飾っていた。
ついでに甚兵衛公園に立ち寄ってみた。 もうコスモスが終わりかけ、一時の華やかさは無くなって秋の寂しさが漂っていた。
遠くから電車の音がして目を凝らすと、成田空港行きの特急電車が通過しているところ! 600m先の高架橋を走る電車を15倍の望遠ズームを効かして撮ったのがこの写真。 モードを選べば45倍近くもズーミングできるというから一度試してみたいもの。
そろそろ時間! ・・・と病院へ急ぐ途中車を停めてシャッターを切った情景。
車窓から気になる情景が次々と目に入り、また車を停めてシャッターを切る。 


いよいよ時間が無い! 後は周囲に目もくれず病院へ直行。 


眼の検査の結果、剥離した網膜はしっかり固着していて問題なしの診断。 これは一安心には違いないのだが、見える映像が部分的に歪んでしまって小さめの字等は潰れてしまって読めないので始末が悪い。 大きく剥がれた網膜を完全に元通りに固着させるのは難しく、部分的に皺が寄った状態で固まった可能性があるとのことだが・・・。

2011年10月22日土曜日

雨上がりの庭のささやかな秋

昨夜から夜明けにかけて激しい雨音がしていたが、8時頃には雨が上がって次第に空が明るくなってきた。
ふと庭に目をやると、雨に濡れた木の葉が色づき始めていることに気が付いた。
これは小さくてみすぼらしいブルーベリーの木、わずかに残った葉が色づいてささやかな秋を感じさせている。
こちらは周りが茶色く変わり始めたヤシオツツジの葉
庭のあちこちにはびこっていたホウチャクソウは既に実が黒く輝いているではないか!  
それならシロヤマブキの実は・・・と覗いてみると、こちらも実は既に黒々と輝いていた。 
このピンクのシュウメイギクが今庭で一番華やかに秋を演出中!
おとなしくて優しいこの白いシュウメイギクはなんとも秋がお似合い
見ると鉢の中に一本だけ生えたアスパラガスの針のような葉に、雨の水滴がキラキラと光っていた。 この葉は随分長いこと濃い緑色を保っているなあ・・・・

2011年10月20日木曜日

里山のサラシナショウマ

そろそろサラシナショウマが咲きだす頃だが、このところあまり天気が良くなくて写真を撮りに行く気分にならなかった。 でも天気待ちしている間に花を見損なうのが心配になって10日前に偵察してきた里山の様子を見に行ってみることにした。
いつものようにこのコスモス畑の脇に車を停める。
ヤマトリカブトが咲き揃い、ヤクシソウが里山の縁を黄色く染めているその先に・・・
お目当てのサラシナショウマも咲いていた!
わが町でもこれほどサラシナショウマが群生しているところはあまり無いので毎年ここの花に会うのが楽しみになっている。
それにしてもこの花、北海道や高い山岳地帯からこんな温暖な地の里山にまで生育しているのだから驚いてしまう。 なんと生命力の強い植物だろう!
未だ蕾もある! この様子だとこの花は今月いっぱいは楽しめそうだし、
ヤマトリカブトも未だしばらくは楽しめそうだ。

2011年10月10日月曜日

里山の秋の花

今朝は一昨日出かけた幼稚園に通う孫の運動会の疲れが出てきて体が重い感じだった。 でも、町中に1週間近く漂っていたキンモクセイの香りが薄れ始め、気になり始めたのが里山のサラシナショウマの様子、じっとしていられなくなり急いで車を走らせた。 5分も走って農道脇に車を停め、谷津田への坂道を下って行くと・・・
坂道を下り切った向こうの谷津田に秋の陽光が眩く射し込んでいた。
早速秋の草花を求めて里山の縁に足を踏み入れる。
まず目に入ったのはこのシラヤマギク! 秋の樹陰に静かに咲いている雰囲気には癒される。 
次に出会ったのはこのキバナアキギリ、見るとあちこちにこの里山の常連さんが咲いていた。

しかしながら、あちこち見回してみてもお目当てのサラシナショウマの姿は見えない。 やっと見つけたと思ったら・・・
サラシナショウマではなく、一足先に咲きだすイヌショウマだった。 この花が咲いているということはサラシナショウマは未だなんだ!
サラシナショウマの蕾発見! 去年は今頃咲いていたのに今年は未だ蕾だとは ・・・。
今度はヤマトリカブトだ! この花はなんだか年々減っているようで寂しくなる。
ヤマウドの実だ! もう黒く色づき始めている。 
小さくて可愛いヤブマメも咲いている! 久し振り!
こちらはゲンノショウコ。 最近ほとんど散歩出来なくなったのでこの花とも久しぶりのご対面。
黄色い花が見えるのはセイタカアワダチソウに違いない! もう咲きだしたのか・・と近くに行ってみると見事なネットの陰で咲いていた。
田圃脇の用水路を覗くと、このコンペイトウのような可愛いミゾソバの花が咲いていた!
スズメガの仲間、クロホウジャクがミゾソバの花の蜜を吸いに来た! 超高速ホバリングの妙技を写真に撮りたいのだがいつも上手く撮れせてくれない。 ねばってもっと撮りたかったが、時間が無いのであきらめた。

2011年10月4日火曜日

甚兵衛公園のコスモス

今朝はこの秋一番の冷え込みで、雲一つない秋の空が青く澄みきっていた。 「こんな天気なら先日通りすがりに見た甚兵衛公園のコスモスが綺麗に見えるに違いない!」・・と、急ぎ車を走らせた。
途中、稲刈りが終わって静まり返った印旛沼干拓田の草むらはすでにススキが穂を出していた。
朝日に輝くススキの穂は秋を実感させてくれる。
朝の北印旛沼の西岸に立ち寄ってみる。 この広々とした景色を眺めるとなんとも爽快な気分になる。
今度は反対側から眺めてみたくなり湖の東岸に移動。 遠くに筑波山が見える!
筑波山が見えるということは空気は冬のように冷たくて乾燥していること。 道理で寒いわけだ!
甚兵衛公園に到着。 甚兵衛を祭った水神様の脇に例年同様ヒガンバナが咲いてる。
誰もいないコスモス畑に近づいた途端、驚いたシラサギが3羽飛び立った。 この畑の昆虫のお食事中を邪魔したようだ。
台風がやって来たりしたからどうかなあ・・と思ったが今年も綺麗に咲いている!
ここのコスモスは赤とピンクと白の昔ながらの素朴な色。 どういう訳かこういうのが好きだ。
畑の端まで行って振り返る。 成田高速鉄道の白い高架橋が景観を変えて昔の趣は失われたが、やがてこれが馴染んで来るのかも・・・。
陽光に透けるコスモス!
雑草と競い合うコスモス。 手入れが行き届いた公園のようにきちっとしてなくて自然のままのところが良い!
アキアカネだ! やっぱり秋ですねえ・・・とひとり言。