そろそろ巨大なヤマフジが見頃になってるかも・・・と毎年恒例の印旛松虫に行ってみた。 松虫寺入り口の三叉路の辻に立つスダジイの巨木が見える所まで来て驚いた。懸かっているはずのヤマフジの色が全く見えない!
未だ時期が早いのかなあ・・と思ったが、近くに行って見上げてみると花の蕾が全く無いのだ。 樹の裏側に行ってみたらこの写真のように申し訳程度に咲いているだけ。 何年か前にもこんなことがあったが、今年は不作の年らしい。 そういえばここに来る途中も、いつもなら里山に懸かる藤を楽しみながら来るのに今年は全然見かけなかったのだ。
藤の花を諦めて松虫寺の境内に向う途中、道端にこのシャガの花が未だ咲いていた。
農家の裏庭にこのベニウツギも咲いていた。 この花、大好きなタニウツギに似ているなあ・・と調べたら、より赤味を濃くした園芸種なんだそうだ。
この辺りの道端にはジュウニヒトエが咲いているのだが・・・と探していたら、見慣れぬ白い花が咲いているのを見つけた。 なんとこの花、真っ白なタツナミソウなのだ! こんなのがあるとは・・と驚いて図鑑を見たら、稀に白花もあると書いてあるから嬉しくなる。 探していたジュウニヒトエはどういうわけか痕跡すら見当たらない。 一体どうなってるんだろう?
松虫寺に参拝して戻りかけた時、この時期カヤランが咲いてること思い出した。 山門を入ったところにある大きなカヤノキを見上げて探してみたらこの花が見つかった!あいにく望遠レンズを持ってなかったのが心残り。
松虫寺を後にして下総松崎の駅近くの農家に向った。 お目当ては俗称ナンジャモンジャというヒトツバタゴの花。
その農家、期待通り真っ白な雪をかぶったようなナンジャモンジャの樹に埋もれていた。
近くで見るとほんとに雪が積もっているように見える!