2009年2月18日水曜日

印旛沼干拓田の散歩

今日は昨日の風も治まったが気温はさほど上がらない。 でも散歩にはちょうど良い気温なので印旛沼干拓田まで一回りしてくることにする。
坂上の旧成田街道近くの農家の庭先でミツマタの花が咲きだしていた。 毎年のことだが今年もこれを見たら「春だなあ~!」と嬉しくなる。
街道を横切り、坂を下って干拓田に出る。 田圃の畦は満天の星を見るようなオオイヌノフグリのお花畑になってきた。 この情景は春の幕開けの華やかな演出、 毎年繰り返される田園の春の喜びに満ちた贅沢な一瞬だ!
里山の縁にやって来た時、今年最初のスミレの花に対面! やっぱり春が来ているって言う実感が湧いてきて嬉しい限り。
里山の林の中に入ってみる。 この時期ヤマネコノメソウの花が咲き出しているはづ・・・と思ったから。 里山が整備されてやや乾燥気味なのか、昔のようにはこの花がなかなか見つからない。 しばらく探していたらやっとこの黄色い花を見つけることが出来た。 変わった形のこの花に会ふのも春の楽しみの一つなので会えて嬉しい。
急坂を登って携帯にセットした歩数計が9000歩を超える頃旧成田街道に戻った。 この街道の坂を下って行くと澄んだ空気の遥か彼方に筑波山が見えた。 昔はこの茶色に広がる田圃は無く、 広大な水面が広がる印旛沼の彼方に雄大なこの山が見えたに違い無い。 成田山を参詣する江戸の旅人はどんな思ひでこの風景を眺めたのだろう・・・・と想像するだけでも結構楽しい。。