2008年11月30日日曜日
印旛沼周辺の野鳥探索
昨日に続いて今日も晴れ、こんな時間では鳥に出会う確立は低いと分かってはいたが昼過ぎになって急に思い立ち久しぶりに冬鳥を求めて西印旛沼方面へ行ってみた。
もう直ぐ西印旛沼という田圃の中を走っていたら上空で絡み合う猛禽類が目に入り、車を停めて撮ったのがこの写真。 「ハヤブサ」のような小さな猛禽を「トビ」が追っていたのだ。 この辺りで「トビ」に出会ったのは2度目かな・・と思い出していたら、
しばらくして又この鳥に出会った。 今度はだいぶ低空を飛んでいる。 さっきはカメラを取り出したりセッティングしてる間にどんどん遠ざかってしまったが今度は用意が出来てるので直ぐカメラを向けることが出来た。
野鳥の森近くの西印旛沼湖畔に到着。 そこから湖畔のサイクリングロードを歩くが鳥の姿が全く無い。 やっぱりこの時間は無理なのだろう。
近くの湖面に目をやると、「カンムリカイツブリ」と思われる水鳥の姿があった。
更に沼の彼方に群れる水鳥が見える。 600mm相当の望遠ズームで覗いてみると、それはどうやら「カルガモ」の群れのようであった。
去年の暮れ冬鳥のメッカだと友人から教わってやって来たこの湖岸、初めて「ベニマシコ」に出会った感激が忘れられない。 ・・・でも今日は全く鳥の気配がしなかった。 やっぱり野鳥に会いたければ早朝なのかも・・と諦めて帰ることにする。
我が家近くの干拓田に差し掛かった時、遠くの筑波山がくっきりと見えていた。
2008年11月29日土曜日
晩秋の七井戸公園
今朝は雨が上がって青空が広がった。 朝食を済ませると、そろそろメタセコイヤが色付いてきたのでは・・・と気になっていた隣町の七井戸公園に行ってみることにした。
公園の奥の駐車場から池に向って冷え冷えとした園内を歩く。 露に濡れた芝が白く光っている。
池の辺に出ると、前回来たときは緑の葉を付けていた対岸のメタセコイヤが朝の陽光に赤く染まっていた。
風も無い静かな池に映るメタセコイヤが僅かに揺れている。 右岸近くに鴨の群れが泳いでいるのだ。
鴨のいる所に行ってみる。 泳いでいるのは茶色い頭に黒い襟巻きの「ホシハジロ」と目の辺りに模様のある「コガモ」だ!
鴨の泳ぐ様子をしばらく眺めて帰ることにする。 ふと見ると展望台の横のメタセコイヤが陽に輝いて他を圧倒して立っていた。
2008年11月28日金曜日
気になる秋景色
秋の雨が降り続く。 今年はどうしたことか例年になく秋晴れが少なくて、移り行く季節の色を楽しむ機会がめっぽう少ない。
仕方なく先日泉自然公園で撮った光り輝くモミジの写真を眺めている。
こんな真っ赤なモミジもあった。
池にせり出したモミジの枝も綺麗だった。
赤から黄色へのグラディエーションにも見とれてしまった。
明日から月曜にかけては陽が出る予報だが、その後は又ぐずついた天気が続きそうで、もしかするとモミジの最盛期はもう見れぬかもしれない。
面白い写真もあった! “火を吐くドラゴン”って感じのタイサンボクの実だ。 コブシの実も変わっているが、タイサンボクの樹にこんな不思議な形の実が生るなんて知らなかったからびっくりだった。
2008年11月25日火曜日
泉自然公園の紅葉狩り
今日の天気予報は雨だったのに、朝起きたら昨夜の雨に濡れた近所の家の屋根が射し込む陽に光っている。 こんな天気なら泉自然公園に紅葉狩りに行ってこよう!・・と家内と連れ立って出かけることにした。
10時半、着いた公園は未だ人気が無く、濡れた遊歩道は滑りそうで怖いくらい。 毎年のように撮っている駐車場脇のモミジを見ると今年はなかなか綺麗に色付いている! どうやらちょうど見頃になっているようで今年はついている!・・・と嬉しくなる。
直ぐ脇の丸太を組んだ階段を下って菖蒲田に出ると、何処かのグループの撮影会でもやっているのか、大勢のカメラマンが田圃の縁の紅葉に群がっていた。
「上の池」にやってくる。 ここのモミジもなかなか見事だ!
「いずみ橋」下を通り過ぎて振り返ってみたら、ここも又素晴らしい!
この池では時折カワセミが現れるのだが・・・と、真っ青な空を映した「中の池」を見渡してみる。 でも静まり返った池に鳥の気配は全く無かった。
辺りが開けてこの自然公園で一番大きな「下の池」にやって来た。 この池ではアヒルやガチョウが飼われていて、池の辺に人影があると寄って来るのだ。
「下の池」を回りこんで歩いてきた方向を眺める。 明るくて気持ちの良い景色だが、見た目と裏腹にここは北風が通り抜けて結構寒い。
「下の池」を過ぎて「蓮池」の先から心地良いモミジ谷に入り、里山を抜けて外来樹の森に入った。 行く手に色付いた「カエデ」と「ラクウショウ(落羽松)」の大木が輝いている。
更に行くと、今度は黄色く色付いた小さなカエデの樹の下にベンチが見えた。 今日の弁当はそこに決めた。
ベンチに座って見上げると、カエデの葉っぱがなんとも綺麗だった。
2008年11月21日金曜日
色付いてきた佐倉城址のモミジ
今日も朝から快晴の良い天気、昨日より幾分冷え込みが和らいだので、もうそろそろ色付き始めてるんじゃ・・と気になっていた佐倉城址公園のモミジを見に行ってみた。
黄金色に輝く銀杏並木の終点の広場に車を停める。 三逕亭(さんけいてい)という茶室に向う明るい木立の中の路が心地良い。 茶室の前から谷に下って行くと、色付き始めたモミジの大木が陽に輝いていた。
下から見上げてみる。 この色合いがほんとに奇麗だ! 真っ赤に紅葉したのも良いが、色付き始めたばかりの葉の色のグラディエーションがなんとも言えない。
モミジ林の左側に回って、 姥ケ池へのくだり口からこれ等の樹木を眺めてみる。
逆光で陽光に透けるモミジは一段と奇麗だから。
坂を少し下ってから又モミジを振り仰ぐと一層奇麗に見えてきた!
坂を下り、姥ケ池の上の梅林に入ってモミジの樹木を回り込んで見上げてみた。
こうして見ると、日当りの良い方が赤く染まっているようだ。 ということは、紅葉には日当りが大事なのだろうか・・・と不思議な気分。 まあそんなことはともかく今日見に来て正解だった!
2008年11月20日木曜日
シャコバサボテンの開花
今朝窓をあけると眩しい陽射しが射し込んできた。 今日も雲一つない快晴だが、昨日と違って空気が一段と冷たくなっていて思わず首をすくめるほど。 ちょっと寒いと動きが鈍くなってしまう歳のせいか、窓から射し込む陽光の暖かさが嬉しくなる。
ふと見ると、先週、葉の先に小さな蕾を付けていたと思った窓際のシャコバサボテンがもう見事に咲いている!
見ると同じ茎に白い花も咲いている! 何でー?と奥方に聞いてみたら、これは接木だという。 へー そんなことも出来るのか!・・とちょっとびっくり。
別の鉢にはこの真っ赤な花も咲いている。
ピンクのもある! シャコバサボテンってこんなにいろんな色の花が咲くんだ!・・・ と毎年のように見ているはずなのに改めて感嘆!
2008年11月19日水曜日
坂田ケ池の秋
今朝は快晴、気温も一気に下がって窓が今年初めて結露した。 あまりに良い天気なのでお袋を連れて秋の色が濃厚になってきた田園をドライブしながら「房総風土記の丘」に行ってみることにした。
坂田ケ池の駐車場に入ると、その脇に立つ大きなモミジが陽光に輝いていて、しばしの間見とれてしまう。
何の樹だろうか、陽の光に透けるような黄緑の葉を付けた大きな樹のシルエットも又印象的。
お袋のために車を池の近くに停め、池の手すり近くに行って眺めてみると、遠くに鴨の姿がある。
400mmズームを目一杯の望遠にしてみると、それは嘴がヘラのような形をした「ハシビロガモ」という種類の鴨だった。
見るとその中に「オオバン」もいる! この池ではこれ等の鳥はよく見かける常連だ。 それはそれとして、又あの「バンダガモ」がやってくるのももう直ぐ。 あの姿を見るのが今から楽しみだ。
2008年11月18日火曜日
秋の田園ウォーキング
ふるさと祭りのあった土曜と日曜はあいにくの天気だったが、月曜から回復すると言っていた天気予報にも係わらず回復したのは火曜日の今日、千葉は何時でも天気の回復が最後になる!・・とぼやきたくなる。
やっと回復した今日はすぐさま家を飛び出した。 近くの公園を通りかかると、すっかり黄葉した葉があたりに散り積もっている。
町外れの国道下のトンネルの先はもう秋の里山だ。
初夏の五月に目を楽しませてくれた杉の樹にからまるヤマフジがもうすっかり黄葉している!
里山の小径を抜けて広々とした田圃に出る。 のどかな秋色の田園が心地良い。
道端の斜面にイヌタデが群れて咲いている。 南向きの暖かい道端は未だ秋の足音は遠そうだ。
イヌタデは未だあちこちで咲いているが、群れて咲いていると結構目だってついカメラを向けたくなる。
そんな中にオオイヌノフグリが咲いているのが目に入った。 春一番に咲くこの花には毎年のように感動してしまうのだが、秋深くなって野の花の無くなるこの時期にも咲き出す習性があるのかもしれない。
山裾の路を行くと赤く染まったモミジが里山に映えていた。
ここ数日冷え込んだせいか、里山はだいぶ黄葉が進んで秋の深まりを感じさせるのだが、今日は幾分湿度が高いのか、歩いていると汗が滲んできて結構暑い。
山裾の路から何年か前に一度歩いたことがある里山の登り径に入る。
鬱蒼と茂った森の中に双体道祖神が祭ってあった。 町に何箇所かある珍しい双体道祖神の一つだ(左上はめ込み写真)。 この道祖神、九代将軍家重の時代の宝暦五年に祭られたものだというから随分長いことこの地域を見守ってきたのだ。
里山の森を抜けて 畑から抜き取ったピーナッツの株を積み重ねて乾燥させている“ピーナッツボッチ”のある北総台地に出た時はもう既に12時を過ぎていた。
今日のコースは一周7km、さすがに腹が減ったので、蕎麦の「源」へ飛びこんだ。
2008年11月15日土曜日
「酒々井ふるさとまつり」スナップ
今年も町恒例のふるさと祭りが開催された。 例年晴天に恵まれて会場に向うメイン通りの銀杏の樹が黄色に輝いていることが多いのだが、今年はどういうわけか早々と枝落としされて殺風景な丸裸の銀杏の樹とあいにく今にも降りそうな天気に今一盛り上がりに欠けるなあ・・・と感じてしまう。
それでも会場に入るとこの天気にもかかわらず大勢の人が繰り出して賑わっていたのでほっとする。
こちらではにわか仕込みの焼き鳥屋さんが大忙し。
家庭で使っていない品物を持ち寄ったフリーマーケットも掘り出し物を探す人達で賑わっている。
軒を連ねて野菜を売る農家のお店もいつものように大盛況。
この「綿菓子」屋さんもこのふるさとまつりの人気のお店、小さな子供客の列が絶えることがない。