パソコンを使い始めて何年になるんだろう?
NECが初めてパーソナルコンピュータと称して世に送り出したPC8001が発売されたのは調べてみると1979年9月だったから、おおよそ28年もの間使っていることになる。
当初は自分でプログラムを組んで仕事に使っていたのだが、12年後の1991年に登場したWindows 3.0のお陰でプログラムは自分で作らなくても済むようになって本当に大感激した記憶がある。
その後ハードやソフトの技術進歩と歩調を合わせるようにWindowsは95、NT、98、2000、Me、Xp、Vistaと進化していった。 一方処理スピードが当時では考えられないくらい早くて便利になったのだが、システムの巨大化と複雑化が進んでPCの中で何が起こっているのか我々素人には見当もつかなくなってしまった。
5月8日のこと、このWindows XPのSP3アップデートの案内を見て早速インストールを開始したのは良かったが・・・、
突然画面がブルーに変って何やら横文字が並んでいた。 読むとどうやら「予期せぬ異常が発生したのでシステム管理者に・・」というようなメッセージ。
電源を入れなおしてみると、今度は「システムファイルがみつからないのでWindowsを立ち上げられない」というメッセージ。
これではどうしようもないのでPCメーカーのサポートに電話したら手とリ足取り教えて頂いて無くなったファイルを修復、お陰でなんとかWindowsを立ち上げることが出来るようになったのだ。
そういえばSP2の時もいろいろトラブルが発生してあわてさせられたことを思い出した。
それにしても28年もの経験は一体何なんだ!と自分自身に言いたくなる。
そして今日、たまたまメールを読んでいたらアップデートが自動的に始まった。 何かと思ったら又あのSP3へのアップデート、今度は問題が修復されたのかなあ・・とちょっと心配しつつも画面を見ていた時、又突然あのブルー画面が現れた。
やっぱりだめだったか! Windowsが立ち上がらないと何の操作も出来ないので又サポートに電話するしかないか・・とがっかり。
状況説明のために電源を入れたらどうなるか書きとめておこうと電源を入れると、何やらポップアップが出てきたのだ。 見ると、インストール途中のファイルの削除と復旧作業のウイザード。 早速ウイザードの指示通りに操作すると、
やがてWindowsが以前通りに立ち上がりアップデートも完了して事なきをえた。
このウイザード、前回のサポートの方の指示と同じ手順を踏んでいるようだ。 ということはあちこちで同じ問題が発生した結果が反映されたに違いない。
やれやれ、こんな難しい代物と付き合うのはほんとに疲れるなあ・・・。